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暑さを吹き飛ばすバレンシア・ジャズ・フェスティバル!

更新日:2021年8月24日

ジャズと言えばアメリカ発祥で、ニューオリンズやシカゴ、そしてニューヨークなどが有名です。シカゴに住んでいた時は、たまにジャズ・バーやジャズ・フェスティバルに行っていました。


シカゴ・ジャズフェスティバルは夏に開催され、ダウンタウンの巨大な公園Millenium Parkにあるフランク・ゲーリー設計のJay Pritzker Pavilionという野外音楽堂で行われます。後ろには高層ビル群が。


前方に座席がありますが、後ろの芝生エリアも人気。折り畳み椅子やピクニック道具などを持ち込んでピクニックをしながら鑑賞するのが醍醐味。夏のシカゴ・シンフォニーも郊外の野外音楽堂で公演が行われますが、そちらも広大な芝生に大型スクリーンで公演を映し出しピクニックを楽しみます。プロの音楽を聴きながらピクニックは、いかにもアメリカっていう感じで好きです。シカゴのジャズフェスティバルは完全無料で、アメリカ各地から著名なジャズ奏者が来て演奏します。


ここスペイン、バレンシアでも今月7月はジャズフェスティバルが開催中です。ジャズがヨーロッパでどれくらい浸透しているのかと思って、スペインのジャズフェスティバルを調べてみるとすごい数で、都市はもちろんのこと小さい町でもジャズフェスティバルがゴロゴロ。


バレンシアでは市の中心で行われるものと、市中のいくつかの地区で行われるものがあり、市の中心、テアトロ・プリンシパルで開催されたジャズバンドの演奏に行ってきました。このテアトロ・プリンシパルは日本人が活躍したピアノ・コンクールで先日訪れています


シアターと右の銀行の眺め好きです。


今回は上のほうの座席でしたが、全体の眺めが良い上に、小さいシアターなのでステージの眺めも申し分なく。エアコンも前回よりもかなり効いていて快適。予約したときはほぼ満席だったのに実際は5-6割くらいしか埋まらず、上のほうの席は前後左右全然いなくて、コロナの心配も一切なし!


天井も近く、天井の絵画が良く見えました。



バレンシアにあるConservatorio Superior de Músicaという州立の音楽大学のジャズバンドによる演奏。ほとんどの演奏者にソロの機会が与えられているので比べられましたが、プロで通用しそうな人からうーん、どうかな?という人まで。


サウンドガーデンの「Black Hole Sun」からカントリーミュージックの「Tennessee Waltz」アレンジまで。個人的にはクラッシックなジャズを聴きたかったですが、ジャズに親しみを持ってもらうという意味ではこれらの選曲も分からないでもなく。


次回はコロナで閉まっている時が多くなかなか行けていないジャズバーに行ってみたいです。バレンシアにお住まいの方はジャズフェスティバルはまだ今月いっぱいあるので是非。そして、アメリカのジャズの聖地では是非ジャズ・バーへ!


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