クエンカ滞在の初日は、クエンカ名物「宙づりの家」やサンパプロ修道院を望みながらの旧市街の外を一周する4キロほどのトレッキングでした。
2日目は、旧市街の西側に流れるフカール川の渓谷を歩く7キロのコースで、Ruta de la Hoz del Jucar y San julianと呼ばれるコース。こちらは自然たっぷりのコースで、多少の上り下りはありますが、「簡単」とされるルート。

地図でマーキングされている旧市街の南西の谷から出発。朝はまだ気温も低くとっても爽やか!

旧市街の時計塔が下から見えました。

時計回りに行きます。最初はフカール川を渡り、谷の西側へ。

すぐある山を登って行くと中腹に比較的平坦なトレイルが現れるので、そこを山に沿ってずっと歩いて行きます。

時折振り返って旧市街の景色を堪能。

この風景はやっぱりどこかジブリっぽくって、空に浮いているような「空中都市」っていう感じがします。

旧市街の向こうの平地には新市街が見えます。

旧市街の眺めを後にして進むと、渓谷を一望できます。眼下にはフカール川。町の中心からそれほどはなれていないのに、自然のど真ん中。

このトレイルは一部San julianという巡礼の道でもあり、ところどころに十字架が掲げられ、イエスキリストに起こった出来事が記されています。

途中石碑のプレートが無くなっているものがあり、「次イエスキリストに何が起こるか知りたかったのに…」とちょっともどかしくなりました。
歩き始めて3キロくらいのところでこじんまりとした僧院が現れました。いわゆる仏教で僧が修行をする山寺と同じようなものですが、僧院ってスペインの山があるところにはどこにでもあって、最初は物珍しかったのですが、最近はスルーするようになってきました…。

特段見るものはありませんが、こんなモダンなオブジェも。今は僧は住んでないでしょうが、良く手入れされています。

近くに十字架のある絶景スポットがありました。やっぱり岩の形がギリシャのメテオラにそっくり。

ここから谷に下りていき折り返し地点です。フカール川ではカヤックを楽しむ人たちがいました。

谷を挟んで先ほどとは反対側の山を上って旧市街の方へUターンします。日差しが強くなってきましたが、こちら側は午前中は日影が多いのでそれほど苦ではありませんでした。

今にも落ちてきそうな大きな岩が頭上にゴロゴロ。

とにかく自然がとっても美しいです。

そして旧市街がまた見えてきました。

旧市街の北端でトレイルから外れ、旧市街の入り口へ上って行きました。トレイルマップでは一周2時間半ほどとのことでしたが、写真を撮ったりのんびりしていたのでこの辺りですでに2時間半を過ぎていました。

日帰りの場合、このコースは時間の都合上難しいと思いますが、一泊するのであればおすすめのコースです。
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