前回お伝えしたキリスト教でクリスマスの終わりをお祝いする2月2日。スぺインではLa Candelera(キャンドルの意味)と呼ばれていて、バルセロナ市内では大聖堂でお祝いのミサなどが行われたようですが、比較的地味に過ぎていきました。
他方で、バルセロナのサンツ駅から電車で20分ほど行ったところにあるMolins de Reiという町で1週間以上に渡りLa Candeleraのお祭りが行われていて、週末には大規模なフェアが開催されるということで週末に行ってきました。
今回のお目当ては、ワインフェア。カタルーニャ州のワインがいろいろ楽しめるということ!
去年の年末に行ったPenedesのお祭りのワインのセレクションが良かったのでちょっと期待!朝から開催ですがあんまり昼間から飲みたくないので夕方6時ごろに到着しました。
Molins de Reiに到着。駅がとってもキュート!
会場は市内に広がっていますが、一番近い地点は徒歩5分ほど。
クラフトやジュエリーなどを売るお店のエリア。
なんと、これ日本のどこかで見たことがありませんか?(ビデオ)
アキバの駅前の実演販売そのもの!今でもあるでしょうか?企業のセクションで車や電化製品、料理器具、マットレスなどが並んでいました。
そして、植物を売るエリア。なんでもこのフェアは苗木などの植物販売から始まったそうです。
アンティークなどのエリアもあり全体的に結構大規模です。
そしてお楽しみは、ソーセージ屋やチーズなどの食品を売るエリア。干し鱈も売っていました↓。スペイン北部のスモークチーズを買いました☆
お隣のフードエリアは正直ホットドッグとかクレープとか種類も見た目もイマイチ…。
そしてワインフェア!
バルセロナのあるカタルーニャ州には10ほどの「原産地呼称」(DO)のワイン生産地域があります。今回のフェアはカタルーニャの様々なDOのワイナリーが参加とのこと。
チケット5枚で7.50€(1枚当たり1.50€)、別にグラスが必要でグラス代は2.50€。5枚つづりのチケットとグラスをセットで買うと9€なのでグラスが1€お得になります。
ワインは大体チケット1枚か2枚。
ワイナリーの数は20~30でしょうか。
まずは、バルセロナ市内から近いDOぺネデスのワイナリー、Ros Marina Viticultors。小さいワイナリーの様です。
チケットが余っても困るので、チケット2枚のを2回、チケット1枚のを1回にしました。まずは、1枚でMas Uberni Negre Seleccio。ごく普通のワインでした。
次は、Cooperative de Gandesa。バレンシア州に近いカタルーニャ州南にあるDOテラアルタのワイナリーです。
Puresa garnatxa negra(ガルナッチャ赤)を飲んでみたら、美味しい!濃厚(full-bodied)で私好み。ブラックベリー系のフルーティーな感じでちょっとスモ―キー。ボトルを普通に購入すると24€だということで、これをグラスたった3€(チケット2枚)で飲めるのはこういうイベントならでは。
ほかもぐるーっと回ってみましたが、コスパ抜群のGandesaに出戻り。
Puresa Samsó(カリニャン)を試してみました。2013年ものと古いので、空気をたっぷり入れてから飲んでくださいということでした。これも美味しかったです。
今回は、GandesaのPuresa garnatxa negraがダントツでした。パートナーが同じgarnatxaの白を飲んだので一口もらったらこちらも美味しかったです。このGandesaは、小さいワイナリーだということですが、モダニズム建築でとっても雰囲気があるんです。一度訪ねてみたいです。
このフェアは小さいワイナリーが中心のようでした。大手はスーパーで売っているし、いくらでも飲む機会はあるので、小さいワイナリーを試すいい機会。ボトル買うよりここでグラス飲んだ方が安いのでGandesa目当てにまた来年も行くのもありかな?いずれにせよ、お気に入りのワイン発掘にいい機会です。
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