top of page

Deniaからトロピカル満載の「緑の道」と湿地帯を通ってGandiaまでのサイクリング

更新日:2021年11月1日

バレンシア市から南に100キロの所にあるグルメの町、デ二ア(Denia)。Deniaまでは電車が通っていないので、近郊電車の終点GandiaからDeniaまで自転車で往復しました。行きのGandiaからDeniaはこちら


帰りのDeniaからGandiaは、Denia市内からスタートするちょっと内陸よりのVia Verde de Denia(旧鉄道路線に作られたサイクリングルート。Via Verdeの詳しい説明はこちら。)をサイクリング。43キロの長い道のりです。


Via Verde de Deniaの入り口はDeniaの中心からそれほど遠くありません。


ヤシの木はバレンシア州にもたくさんありますが、田舎の農村景色にヤシの木が現れると、なぜかキューバを思い出します。こういう景色をはじめてみたのがキューバだったからでしょうか。


市内で見てもそれほどエキゾチックには思わないのに、田舎で見るとかなりエキゾチックに見えます。


このVia Verdeにの入り口と出口にGandiaまでのおすすめサイクリングルートが紹介されていました。ちょっと内陸よりのコースでしたが、距離は海岸沿いとそれほど変わらず、「難しくなく、楽しめるルート」と書いてあったので急遽コースを変更して行ってみることにしました。このルートは、Parc Natural de la Marjal de Pego-Olivaという湿地帯の自然公園を通るルート。


自然公園の入り口を目指しますが、入り口がどこか分からず2キロくらい行ったり来たりしました。途中こんな山の景色も↓。


やっとかなり小さい自然公園入口の目印を見つけ入っていくと、用水路が邪魔をして向こう側に行けません。Via Verdeで撮ったサイクリングルートの看板の地図を携帯で見ながら、用水路に架かる橋を探します。ここでも行ったり来たり。用水路に架かる橋から眺めた景色↓


用水路には「うなぎ生息保護区」と書かれた看板がちらほら。この辺りは水田の続くバレンシア市すぐ南のAlbuferaと似ていて、自然公園と言っても水田や畑が広がっています。道はかなりガタガタの砂利道。人もまったくいません。公園の北側にちょっとした見どころがあるくらいです。


ちょっと心細くなっていると、道がどんどん狭くなって、最終的には道幅50センチで左右は2メートルほどの高い草で覆われたとんでもない道へ。しかも近頃の雨で地面はぬかるみ。靴や服は無事でしたが、自転車のタイヤはドロドロ。心の余裕がなく写真を撮る余裕もなし。「どう考えても自転車で通る道じゃないでしょ…」という印象。1キロもない距離だったことが不幸中の幸い。


無事通過して自然公園を抜けることができました。ここからはOlivaまで数キロで、そこからGandiaまでは行きに通ったVia Verdeを通り無事にGandiaに到着しました。


まとめ:DeniaからのVia Verde de Deniaは、田園風景がおすすめですが、その後Parc Natural de la Marjal de Pego-Olivaのルートを選んだのが失敗でした。海岸近くのルートの方が断然楽。スペインでは「誰にでも簡単なルート」と書いてあったりしますが、「どこが!」というのもたまにあるので要注意です。


励みになりますので、是非以下ブログランキングサイトのクリックをお願いします!

 ↓ ↓ ↓


Desert Nature
bottom of page