バレンシア市から近郊電車Cercaniasで南に35分ほどいったところにあるSueca。
「Sueca」はスペイン語で「スウェーデン人」の意。由来が2説あるらしく、アラビア語の市場の意味であるSouk(スーク)の口語であるという説と、ムーア人追放によって減った人口をドイツ、デンマーク、スウェーデン辺りのカソリック教徒を移民させることによって補ったためという説があるそうです。
日用品や服などを売る青空市場が開催されていたこともあり賑わいを見せていたSuecaの中心地。
初めて訪れる町では、一番大きい教会、市庁舎、そして市場に行くようにしています。そしてSuecaでも中央市場に行ってきました!
Suecaの中央市場の建物は意外と新しく1989年(昭和64年・平成元年)の建造。
内部は実際よりもっと古いように感じます。屋根が高いからかガラーンとした雰囲気。
お店も一通り揃っています。生ハムや魚の塩漬けなどを売るお店。
この八百屋さんの素朴な雰囲気好きです。
丁度旬のアーティチョーク。地元産のようです。値段はバレンシア市内の方が1キロ1ユーロを切るところがあるので、田舎だから安いという訳でもないようです。
たまご、まめ、オリーブオイル、調味料、洗濯洗剤など食品と日用品を売るお店。今先進国でこういうお店あんまりないですよね。なんだかノスタルジックな気分にさせられました。
魚屋さん。海も近いので新鮮そう。
キュートな魚屋さんの看板。一瞬フグかと思いましたが、フグって食べるの日本くらいでしょうか?
そして極め付けは肉屋さんのロゴ。生きている牛がステーキに切られて喜んでいる…と、かなり衝撃的!
そしてバレンシア市内の市場では見たことのない馬肉屋さんがありました!やっぱり見た目は牛みたいで一見馬肉とは分かりません。スペインでは馬は原則食べないとWIKIには書いてありましたが、ごくごくたまに馬肉屋さんがあるようです。買っても何を作ったらいいのか分からないので買うことはなさそう…
バレンシアでも馬肉を出すバルなどがあるらしいですが、草履みたいに平たい馬肉をサンドイッチに挟むとか挽肉にしてバーガーとかその程度のものでした。まぁ、日本みたいに馬刺しや桜ユッケということはあり得ないですが…。定休日か永久的に閉まってしまったか分かりませんが、もう一軒馬肉屋さんがありました。
バルも数件あるようでしたが、コロナ規制でまだ屋内営業はできないので開いていませんでした。そんなに大きな市場ではないですが、昭和レトロな気分にさせてくれる市場で、意外と楽しめました。
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