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電車でサイクリング:バレンシアまで48キロ、どこまでも地平線が見えるAlbuferaのパエリア発祥の水田をサイクリング

更新日:2021年8月9日

バレンシア市のすぐ南にあるAlbufera自然公園はとにかく広大で以前も何回かご紹介しています。ラグーンにウナギにパエリア発祥の米どころとして知られています。



今回は、バレンシアから近郊電車Cercaniasに乗って南へ35分ほどのSuecaまで行って、そこから自転車でバレンシアまで戻る48キロほどのルートです。今回はバレンシア州政府のサイクリングルートとSueca市のサイクリングルートをつないでルートを組んでみました。


ほぼフラットのルートですが、途中にチャペルのある丘とバードウォッチングのできる水辺などがあります。


Sueca駅は新しいので自転車でも階段の上り下りの心配も全くなくスムーズに駅から外に出ることができました。これだけで全然違う!


駅前の公園にサイクリングルートの標識が立っていました。まず、5キロちょっと先のチャペルのあるMuntanyeta dels Santsを目指します。市街地は、緑でペイントされたサイクリングロードに沿って行けばいいので楽です。


市街地が終わるとガラーンとした真っ平な農地が延々と続きます。これみんな水田です。木陰も全くなく、稲が青々とする夏は暑くてとてもサイクリングなんかできないと思いますが、青々とした一帯もちょっとだけ見てみたいです。目指すは道の終わりに見えるちょっと小高い丘。一応この辺り一帯も地図上ではAlbufera自然公園の一部なのですが、畑なので私有地ではないのでしょうか?


平坦なところにこんなヤシの木の林が突如現れたりしてエキゾチック。


水田があるので用水路も碁盤の目のように張り巡らされています。Albuferaというとやっぱりこの水のある景色。


Muntanyeta dels Santsの入り口に到着。田舎の割には意外と整備されています。


お決まりの看板。バレンシア語とスペイン語だけです。Albufera自然公園のロゴが入っているのでやっぱりここも自然公園の一部の様です。


丘の上まで登っていくとチャペルがありました。とってもキュート。バレンシアってアンダルシアなどと違って真っ白の建物が意外とないので新鮮です。


この丘、実はネコがすごくたくさんいて、一緒に遊んでしまったのでかなりの時間をロスしてしまいました…。いつか「ネコ旅シリーズ」でお伝えしたいと思います。


丘の上から眺めると、辺りの水田が一面に広がります。海岸沿いの方角には高層マンションがずらーっと建っているのですぐに分かります。


北側の丘の下からチャペルが見えました。ここら辺一帯で平らでないのはここだけなので遠くからでも目立ちます。


次に目指すのはUllal de Baldoviというバードウォッチングのエリア。1キロほどとすぐです。周りには、黄色や白い花がたくさん咲いていました。すっかり春です。


バードウォッチング用の小屋があるのですが、ここに辿りつくまでに近くにいた野鳥には逃げられてしまいました… 


小屋から眺めた水辺。たまたまなのかあまり鳥はいないようです。


近くにはこんなキュートな小屋もあります。農業用などの小屋にはみんな「Villa ~」と名前が付いているところがいいです。


ここの少し北からAlbuferaのラグーンの南にあるTancat de Miliaまでは野鳥との出会いが主です。これについてはまた次回書きたいと思います。


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