アメリカのフライドチキンのファーストフード・チェーンであるPopeyes（ポパイズ）。マドリードにはすでに何軒かありますが、バレンシアに新店舗がオープンしました！
アメリカに住んでいた時に、職場の隣のビルのフードコートに入っていました。チキン・サンドイッチはなく、ビスケットとチキン（あるいはシュリンプ）という組み合わせでしか売っていなかったので、1-2回しか食べたことがないのですが、簡単に言えばKFCのようなファーストフードチェーン。
アメリカのルイジアナ州ニューオリンズ発祥のこのチェーンは、1972年創業し、数年前にはバーガーキングやティム・ホートンを抱えるカナダのRestaurant Brands Internationalによって買収されています。そういえば、バレンシアのティム・ホートンはロックダウンが明けたらいつのまに無くなっていてショックでしたが… Popeyesは世界50か国ほどに進出しているとのことですが、日本には米軍基地にしかないのであまり馴染みがないかもしれません。
オープンは9月1日で、先日行ってきました。丁度ランチ時で「激混みかな？」と思ったら意外と空いていました。今や広いテラス席はマストですね。ロゴも刷新されて、ちょっと古臭かったイメージは薄れました。
レジはやっぱりセルフレジ…。スクリーンに触らないといけないので、ちゃんとビニールの手袋がおいてありました。ここの売りは、チキンは全て冷凍していないフレッシュなもので、調理する前に12時間調味料に漬け込んでおくことです。席はソーシャルディスタンスで座れない席にカードが置いてあります。まだ従業員が慣れていないので、空いている割にはサーブされるまで結構時間がかかりました。
オーダーしたのは、一番スタンダードなThe Popeyes Oneというサンドイッチのセットとスパイシー・フライドチキン。サイドはいくつかの中から選べるのですがケイジャン・フライをチョイス。飲み物は、自分の好きなドリンクをソーダ・ファウンテンから。追加料金でビールも頼めます。
ケイジャン・フライは、少しだけ冷めていたのが残念。アメリカのバーガーチェーンでよくあるくるくるカールした「カーリーフライ」のように普通のフライよりカリッと揚がっていて、美味しいです。カイエン・ペッパーやパプリカなどのケイジャン・スパイスがほどよく効いています。
サンドイッチは、ブリオッシュ・バンズ、フライドチキン、マヨネーズ、ピクルスとシンプル。見た目は小さいですが意外とボリュームがあります。ブリオッシュ・バンズは色が黄色く、見た目よりふわふわで、フライドチキンも肉が柔らかくて美味しかったです。フライドチキンのピースは、サンドイッチのフライドチキンと比べると肉がちょっと固めで衣はカリカリ。メニューの写真だと手羽元っぽかったのですが、実際は胸に近い部分でした…。個人的にはサンドイッチのフライドチキンのほうが好み。
全体的にオープンしたばかりのわりには美味しかったです。個人的にはKFCより美味しいと思います。興味が沸きましたら是非試してみてください。
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