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州観光局がコロナ保険を無料提供!見事なバロック様式大聖堂のあるスペイン・ムルシアへ!

更新日:2021年7月1日

ムルシアはバレンシア州のすぐ南にあるムルシア州の州都。同じムルシア州のローマ遺跡と海軍の町カルタヘナは前回ご紹介しました。ムルシア州と言えば、ムルシア州産の野菜や果物、そして魚の燻製や加工品をたくさんスーパーで見かけます。農業・漁業がさかんというイメージ。実際、観光パンフレットにもそのように書かれていました。


ピンクのキュートなムルシアの駅舎。ムルシアとバレンシア州のアリカンテは通勤圏内なので近郊電車Cercaniasで結ばれています。マドリードへの高速鉄道建設中でホームや歩道橋は駅舎とちょっと離れた仮設になっています。


駅の辺りはアラブ系の食料品店などが並び、どちらかというと雰囲気は微妙…。10分弱歩くと大きな川が流れ、その川を渡ると旧市街となりがらっと垢抜けた雰囲気に。


川には巨大な魚が…


町はとってもコンパクトなので、ほぼ徒歩で観光できます。旧市街のお店が並ぶエリア。


こんなモンスター?の装飾のある建物があったり。


大聖堂前のロココ調の聖公会の宮殿、Palacio Episcopal。この色好きです。


そして大聖堂は立派!と思ったら正面入り口ではなかったことが判明↓鐘楼は「お~っ!」と思うくらい高く、95メートルもあり、スペインで一番高い鐘楼だそうです。面白いのはこの鐘楼、ロココ、バロック、ネオクラッシック、スペイン・ルネサンス様式などと異なる建築様式が用いられているそうです。


正面はこちら↓バロック様式でとにかく見事。観光用の入り口である大聖堂の博物館は、コロナ禍で閉まっているようでした。コロナ禍でなければタワーにも登れるようです。最初通ったときは大聖堂の入り口は閉ざされていたのですが、夕方行ったら開いていたのでどさくさに紛れて地元民と一緒に普通に中に入ってみました。


ちょうどミサをやっていたので正面の祭壇の写真は撮れませんでしたが、中もゴテゴテしたところがちらほら。内部は主にゴシック様式だそうです。


大聖堂の裏側もいろいろなモチーフが描かれていて立派です。


夜もライトアップがキレイ。カフェも多く集まり、賑やかなエリアです。


市内にはバロック様式の教会がいくつもあり、それらをめぐるウォーキングツアーもあるようです。


ピンクとグレーの塗装が印象的なシアター、Teatro de Romea


まるでアルハンブラ宮殿のような社交クラブのReal Casino de Murcia。ラウンジなどはメンバーオンリーですが、レストランは普通の人でも利用できるようです。ガイドツアーもやっていて参加すればメンバーズオンリーのエリアにも入れるようです。


ムルシアの博物館や美術館はそんなに有名なものや目新しいものはないですが、建物がどこも美しいです。イスラムとキリスト教アートを展示するサンタクララ美術館↓中庭がとっても落ち着きます。


考古学博物館の中庭もキレイ。


ムルシア大学の法学部。この類の中庭はバレンシアにも山ほどありますが、どこのを訪れてもその空間に心休まります。大学訪問大好きなので、どこの大学を訪ねても楽しいです♪


丸1日でちょっと暇を持て余す感じでしたが、ちょっと郊外にもこんな↓「スペインのモンサンミッシェル」的なお城もあります。


このほか市場やグルメについてはまた後日お伝えします。


ちなみにムルシア州ではスペイン人や外国人旅行者にコロナを含む保険を無料で提供しているそうです。今年の7月1日から2022年6月30日まで有効で、ライセンスのあるムルシア州のホテルに宿泊するとチェックイン時からカバーされるそうです。いろいろと条件があるので詳しくはこちらを。https://www.murciaturistica.es/en/covid_travel_insurance/


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