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ソロ旅・バックパッカーにおすすめ:スペインでパエリアをお手軽に堪能する方法

パエリア発祥の地バレンシア。せっかくスペインを訪れたからには堪能したいスペイン料理。特にパエリアを食べたい!という人は多いのではないでしょうか?スペインの三大祭りの一つ、バレンシアの火祭りでは、あちこちの町内会が路上でパエリアを調理し、風物詩となっています↓。


パエリアは専門店だと最低二人前のオーダーが必要なところが多く、一人前ずつ提供しているところはどちらかというとほんの一握り。しかも一人前あたり軽く10ユーロ以上。飲み物、前菜なんて頼んでいると一人25ユーロは軽く超えてしまいます。バルのランチメニューで前菜に出てくるところもありますが、レストラン用に卸されている冷凍のパエリアを使うところも多いので要注意です。


そこでソロ旅・バックパッカー・節約旅行におすすめなのが、お持ち帰り専門店で買って、公園やビーチなどで食べるオプション。外食に比べて、お持ち帰り専門のデリが断然安いスペイン。しかも1人前からOK!アツアツという訳には行きませんが、回転の速いお店なら暖かいまま頂けます(お店によっては電子レンジがあると思います)。


今回はいつも気になっていたバレンシア市内の広大なチュリア公園の近くにあるパエリアで有名なお持ち帰り専門店Paellas Velarteで買い、チュリア公園で食べてみました。このお店から公園までは徒歩3分ほど。ここに限らず、comidas para llevarとGoogle Mapで検索するとお持ち帰り専門のお店にヒットします。そして、バレンシアであれば大抵パエリアがあります。


お店に入ると大小様々なパエリア鍋が吊るされています。お店の入り口にメニューの紙が置かれているのでそれで確認してからオーダー。普通のお店のようにガラスケースに陳列はされておらず、奥のキッチンから持ってくるスタイル。お店の人もとても親切でした。まだスペインのお昼時間より早いですが途切れずにお客さんが来ます。


パエリアは一番高いものでもシーフードパエリアの4ユーロ。スプーンは別料金です。


パエリアのテイクアウトは何回かしたことがあるのですが、4ユーロ以下が多いのでシーフードパエリア(Paella de marisco)で4ユーロでちょっと高めかなのかな?と思ったのですが、裏切られませんでした。ちなみにパエリアの本場、バレンシアのパエリアはウサギ肉、モロッコインゲンなどの入ったPaella Valencianaと呼ばれるものです。


開けてみると結構本格的にエビ3種(うち殻付き2種)、アンコウ、ムール貝、イカが入っています。ちゃんと表示通り全部入っていました。お米は少々固めですが、まだ暖かく美味しく頂きました。正直、バレンシア市の南にあるパエリア発祥の地アルブフェラのミシュラン・ビブ・グルマンの店より美味しかったです。唯一の難は公園でエビの殻を剥くこと…。Arroz senyoretというパエリアは食べやすいように殻が剥いてあるのですがここのメニューにはありませんでした。


普段デザートは食べないのですが、オレンジプリン(Flan de naranja)に惹かれ買ってみました。オレンジの果肉が表面にあり、下にはカラメル、真ん中はとろーっとして濃厚。卵の黄身のトロトロ感、日本のプリンにはない食感です。日本の焼プリンより気持ち甘いですが、量がそれほど多くないので完食。


パエリアは本場ではランチに食べるもので、バレンシアのお持ち帰り専門店は、午後3時くらいまでに閉まるところがほとんどなので注意です。


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