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外壁が永遠に修復中のブリュッセルの美しい裁判所:Palais de Justice

  • 執筆者の写真: Sayaka
    Sayaka
  • 2017年11月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年8月21日

ベルギーで一番権威のある裁判所、Palais de Justice。かなり大きな建物で市内のあらゆるところから見えます。ドームの下の外壁に足場が組まれていますが、修復が遅れ何年も放置されているのことで、錆びついて危険な状態とのこと。そんな状態でも未だに足場は取り外されず…

目の前を歩いた時に見学できそうな雰囲気だったので入ってみました。金属探知機を通るとすんなり入れました。入るとやはり天井が高く、裁判所らしく厳かな雰囲気が漂っています。


この建物は、ベルギー人の建築家Joseph Poelaertによって設計され、1866年から1883年の間に建てられたということ。19世紀にブリュッセルに建てられた建物で一番大きいと言われていたそうです。なんでも、あの独裁者ヒットラーがブリュッセルを訪れたときにかなりこの建物をたいそう気に行って、ドイツにも作ろうと視察団を送ったという逸話があるとのこと。


ふらふらしていたら、開いている法廷があったので入ってみました。赤と緑でまとめられた権威ある法廷です。

ほかの法廷では、モーツアルトのような白いかつらをかぶった裁判官が見え、審議が行われているのがわかりました。廊下でも白いかつらをかぶり黒のローブをまとった弁護士が行き交っています。典型的な観光スポットではありませんが、とにかく建物が素晴らしく、おすすめのスポットです。


Palais de Justice

Place Poelaert 1

B-1000, Bruxelles


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