食べるピストル?:ブリュッセル名物Pistoletを食す
- Sayaka
- 2018年5月30日
- 読了時間: 2分
pistoletと呼ばれるベルギー・ブリュッセル発祥のロールパン。ころっと丸くて、外はパリパリ、中は軽くてエアリー。
Pistoletは直訳すると「小さいピストル」ですが、語源はいろいろ説があります。主な説は、中世に「パン職人」の意味を持ったpistorという言葉からきていて、pistoletは「パン職人の商品」という意味であることからpistoletと呼ばれる説と、17世紀にはパンには高い税金が課せられていて、当時の通貨の1pistolに相当することからpistoletと呼ばれる説の2つ。
ベルギー人は、パン屋さんでこのpistoletを買ってきて、真ん中に切れ目を入れて、チーズや肉などを挟んでサンドイッチにするのが主流だとのこと。ところが、生地を12時間発酵させるということで、最近ではあまり作るパン屋さんはいないとのことで、ブリュッセルの人にとっては「懐かしい」食べ物らしいです。
このpistoletをリバイバルさせたのが、ブリュッセルに2店構えるPistolet Original。

赤で統一したキュートなお店。普通のパン屋やデリで買えるバゲットのサンドイッチよりお値段は高めですが、こだわりのローカルの食材で作られている具とカリカリ・ふわふわのパンの相性抜群。こちらは、AMÉRICAIN CRESSONNETTE。ベルギー名物のいわゆるタルタルステーキにクレソンを添えたもの。

タルタルステーキは生肉なので抵抗があったのですが、結構あっさりと食べれました。このほかにもシュリンプサラダだったり、チコリサラダだったり、ベルギーらしいメニューが全部で16種類ほどあります。サンドイッチと言ってしまえばそれまでですが、あまり海外では知られていないブリュッセル名物なので是非試してみてください。
Pistolet Original
Sablon本店
Rue Joseph Stevens 24
1000 Bruxelles
Gallery Saint Hubert店
Rue des Bouchers 44
1000 Bruxelles
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