ちょっと移動するとすぐに畑が現れたりするバレンシアですが、その割にはメトロは発達しています。先日、European Mobility WeekというEUの自転車・公共交通機関の利用推奨週間の一環でメトロが1日無料になったので、以前からやってみたかったメトロ・バレンシア終点の旅に行ってきました!
2号線は頻繁に走っていますが、それも途中のPaternaまで。Paternaより先は1時間に2~3本となります。今回の終点、Llíriaは、北西の果て(マップ左上の緑で囲ってある駅)の終点で、中心からは40分ほどの距離。
Paternaを過ぎると、市内ではほとんど見かけないゆったりとした一軒家が点在する住宅地が車窓から見えてきます。それも過ぎると、押ボタンでリクエストがあったときのみ停車する駅があったり、林やオレンジの果樹園などを通り抜け、完全な田舎。
途中の駅もレトロ&黄色でキュート。廃線になった鉄道のレールを利用しているメトロの2号線は、昔ながらの駅が残ります。
終点Llíriaに到着して、歩くこと5分で中心地に到着しました。何と言っても素晴らしいのは、Plaza Mayorにある17世紀に建てられたEsglésia Arxiprestal de l´Assumpció de Nostra Senyoraという教会。
そのファサードはなんとも豪華。残念ながら入り口は固く閉ざされていました。
裏の丘の上から眺めるバレンシア州らしい青いタイルのドームも綺麗。
その丘の上には白壁の住宅が並び、真下の賑やかな目抜き通りとはまるで別世界。猫がくつろいでいたりと田舎町のまったりとした雰囲気です。
ほかにも街にはローマ時代の遺跡がところどころにあります。観光案内所の下にもこんなローマ時代の霊廟が。
ローマ時代の浴場や考古学博物館などもありますが、コロナ禍のせいか開いているはずの時間にみんな閉まっていました…。
そのほか丘の上にいくつか修道院があったり、それほど遠くないところにハイキングやサイクリングルートなどもあるようです。メトロでふらっと田舎の雰囲気を味わいたいときに是非!
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