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メトロ・バレンシアでサイクリング:Juncar-Turia運河に沿ってPicassentからValenciaまでの20キロ!

更新日:2021年11月23日


メトロ・バレンシアは結構郊外の方まで延びていて、特に1号線(黄色の線)はかなり南の方まで伸びています。


過去には、国鉄RENFEの近郊電車であるCercaniasで行くサイクリングを紹介しましたが、今回はメトロで行くサイクリングです。メトロ・バレンシアでは、土・日・祭日はどの駅からも自転車とともに乗車可能で、追加料金はありません。平日は、地上駅のみで乗り降りが可能ですが、折り畳み自転車に関しては曜日制限はありません。


メトロのウェブサイトにはいくつかおススメサイクリング・コースが掲載されていて、その中で「EASY」とされるコースを選びました。


ルート12 Júcar-Túria運河沿いのコース(No.2)

出発地点:1号線のPicassent駅 到着地点:1号線、2号線、7号線のPicanya駅 距離: 15.4 km 難易度:


Júcar-Túria運河沿いをサイクリングするコースで、バレンシア中心から南にメトロで30分くらいのところにあるPicassent駅から、運河沿いを通り、途中比較的大きい町であるTorrentを通過し、到着地点はバレンシア市のすぐ南にあるPicanya駅までです。結局、Picanya駅でメトロに乗らずバレンシア市内までサイクリングして戻ってきたので、実際の距離は20キロちょっとでした。


出発地点のPicassent駅から数分行くと、もう周りはザクロ、オレンジ、柿などの果樹園。木にザクロの実がなっているのは初めて見ました。


また5分くらい行くと運河の標識が現れます。運河沿いのサイクリングのコースはサイクリング専用の道ではないものの、車は許可された車だけなので、たまに車が通る程度。散歩している人やサイクリングしている人も結構見かけます。道幅も広くて気持ちいいです。


運河を渡す橋が見えました。今はボートの行き来は禁止されています。


運河と言うと水が濁ってそうなイメージがあったのですが、かなり澄んでいて魚も泳いでいました。


運河が終わり、ちょっと都会っぽくなってくると中継地点のTorrentです。市街地のすぐ周りに新しい中層のコンドミニアムが建ち並んでいますが、中心はバレンシアによくある典型的な町といった趣です。中心街の一番の見どころは広場にある中世のタワー。植物園にも寄りました。


Torrentを後にして、また果樹園を通り抜け(一部砂利道あり)、今回のコースの終点Picanyaが近くなってくると、サイクリング専用レーンが現れます。ここから先はサイクリング専用レーンがしばらく続きかなりスムーズ。街路樹に囲まれ、とっても気持ちいいライドです。


Picanyaはバレンシア市のすぐ南ですが、バレンシア市内に行くには個人的に「バレンシアで一番汚らしい場所」と思っているチュリア川を渡らなければいけません。川は乾ききっていて、巨大なコンクリートの土手は永遠と続き殺風景で、普通橋を渡るために右往左往して結構面倒なのですが、これも意外とアクセスが良く、スムーズにいけました。


まとめ:シティバイクでも全く問題なしの簡単なコースでした。運河沿いが気持ちがいいのと、自転車フレンドリーな道が続き、サイクリングコースとしてはよくできていました。初心者におすすめです。


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