1日目は、世界遺産、トラムンタナ山脈の文化的景観の半分ほどをドライブしながら楽しみました。結局1日目でドライブを終えることはできなかったので2日目も続行です。
＜2日目＞Alcúdia→Cap de Formentor（地図A）→Pollença（地図B）→Lluc（地図C）→Sa Calobra（地図D）→Fornalutx（地図E）→Alaró（地図F）
宿泊はAlcúdiaだったため、2日目のドライブはまずはAlcúdiaから近いフォルメントール岬（Cap de Formentor）へ！島の北に突き出ている岬がフォルメントール岬です。
Alcúdiaを出ると新しめのリゾート、Port de Pollençaを右側に眺めながらのドライブ。気持ちいい！
この湾を通りすぎると勾配のある山道になり、湾を後ろに眺めながらくねくねと登っていきます。そして、大体登り切ったところにビューポイントの標識が現れます。車を降りて遊歩道を登っていくとそこに*絶景スポット*が！写真だとイマイチ高さが伝わらないのですが、ビューポイントは断崖絶壁にあり、普段は高所恐怖症でない私の足がすくむほど！写真を撮るのにカメラが崖から落ちてしまうのではという錯角も。↓この奥に目指す灯台があります。
この後も山を登ったり降りたり、海岸沿いや山沿いを眩暈がするほどくねくねと蛇行します。
そして見えてきました、灯台（地図A）！Lonely Planetにはちょっと上から灯台とくねくねとした道がキレイにみえている写真があったのですが、どうやらドローン写真だったようです。ちょっと騙された感…。それにしてもよくこんなところに灯台を建てたな！という感じです。
1863年に完成した灯台ですが、建設当時は今のような車用の道路はなかったため、資材を運ぶにあたりかなり苦労したそうです。船で運んで崖の上に引き揚げるか、山道を行くかのチョイスだったそうで、灯台の目の前の山に、当時の資材を運ぶ道が今でも残っています（↓の写真の斜面に見えるジグザグがそれ）。周りの海上に1-2隻観光用ボートのようなボートを見かけましたが、断崖絶壁の上にある灯台が見えるらしく、ボートから撮ったらしい写真は見事でした。
灯台には昔ながらの食堂があり、外に座ってお茶できますが、灯台には登れません。岬の先っぽも立ち入り禁止で見えないのですが、後ろに崖と海岸の美しい景色が広がっています。なんとなく達成感！
マヨルカには野生らしきヤギがたくさん山の斜面に住んでいますが、かなり人慣れしていて、食べ物がないかとすぐ寄ってきます。
帰りは、Port de Pollençaまで同じ道を戻ります。Port de Pollençaの湾にはヨットやボートがたくさんでています。泳ぐのにはちょっと涼しいですが、日光浴や外でのんびりとするには最高の気候です。
次は、ポレンサ（Pollença）（地図B）を目指します。Port of Pollençaからは7キロくらい離れています。このポレンサ、Lonely Planetの表紙になっていて、前日に「この景色観たい！」と思って背表紙を確認したところポレンサだったという経緯から訪れることにしました。
ポレンサの一番の見どころはカルバリーと呼ばれるチャペル。麓から365段の階段を登ります。どうやらスペイン人の観光客がお参りに訪れるようで、下界にはお土産屋さんやレストランやカフェが並びます。ただ、やはりコロナ禍のせいかどこか閑散としています。階段にはところどころアートが。ちょっと汗かくくらいでしたが、階段の段が低いので比較的登りやすかったです。
そして、Lonely Planetのマヨルカ版の表紙になっていたのは、階段の上のほうから撮ったこの景色！
チャペルはシンプルでかなり規模が小さいですが、365段を登った達成感あり！帰りは裏道から下りていきました。
ポレンサの次は、前日半分ほど周った世界遺産、トラムンタナ山脈の文化的景観の続きです。ポレンサから一番近い北端のLluc（地図C）から南下します。この続きは次回！
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