島の世界遺産や絶景巡りを終え、最後に島の中心、パルマに滞在しました。大聖堂は見事です。
パルマでは旧市街のすぐ西にあるProtur Naisa Palma Hotelというホテルに滞在しました。某プロジェクトに携わっていたときは、世界中の（特になぜかリゾート地が多い…）高級ホテルに泊まりましたが、個人旅行で観光で1日中で歩く予定の時はあまりこだわらず、安ホテルを利用することも多いので、普段わざわざレビューを書くほどでもないのですが、今回パルマで一流リゾートホテル並のかなり満足なステイができたので、レビューを書きたいと思います。
まずは、旧市街までは歩いてすぐで便利なロケーション。Santa Catarina地区のレストラン・バーにも近く、空港へのバスも始発のバス停は徒歩1分。アクセス抜群です。2019年にオープンしたばかりのローカルチェーンのホテルで、マヨルカ島のあちこちのビーチリゾートでホテルを営業しているようです。
部屋は、設備がハイテクで、コンタクトレス・スマホ充電器、電動カーテンなど、いろいろボタンを推してみるのが楽しいです。
バスタブが備え付けられる大きさのシャワーなので、バスタブがあったら良かったですが、スペインのホテルではあまり見かけません。マンションやアパートでさえ、シャワーだけなんていうところも多かったり。うれしいのがトイレが別室にあることです。スペインのいろいろなところのホテルに泊まると、バスルームがガラス張りで、トイレもほぼ外から丸見えなんていうところもあったりします。カップルでもトイレのプライバシーは必要だと思いますが、スペイン人はあまり気にしないのでしょうか？
ケトルやインスタントコーヒー、紅茶、ボトルのお水は当然備え付けてありますが、嬉しかったのがこれ！COVID FREEと書いてあり、「え、何？」と一瞬戸惑いました。
中はマスクと消毒液でした。
一応プールがあるのでステイを決めたのですが、コロナ禍なので開いているかは半信半疑。チェックインの時に開いていると言われ、急きょ予定を変えて、観光そっちのけでプールに行くことにしました。部屋にはプール用の大き目のタオルとバスローブが置いてあります。最初は屋上のインフィニティプールに行きました。ちょっと水が冷たかったのであまり長居はしませんでした。
そのあとは地下の温水プールへ。カギをもらって30分使用OKということでした。サウナやハマム（スチームバス）もあり、プールは26度ほどと暖かくてちょうどいい温度。プールの角にボタンがあり、押すとジャグジーになったり、蛇口のようなところから滝のように水が流れて滝に打たれることも。
到着日には、1階のバーでウェルカム・ドリンクが飲めます。チョイスが多く、ワインもcavaやproseccoも。アメリカに住んでいた時はprosecco良く飲んでいましたが、国産ワインが多いスペインであまり見かけません。迷わずproseccoをオーダー。
朝食は品揃えはそれほどありませんが、ビュッフェ形式。コロナ禍であることから、係りの人に頼んでよそってもらいます。ペイストリーもとっても美味しかったです。いつもなら写真を撮るのですが失念…
まとめ：シティホテルでありながら、マヨルカ島でリゾートホテルを多く運営するホテルらしく、リゾート気分が楽しめるホテルでした。部屋数が多いホテルは個人的にあまり好きではないので、こじんまりしたホテルということも◎。規模の割にはサービスやアメニティが充実していて、特に温水プールは最高でした！何と言っても設備が全て新しいので気持ちがいいです。また、スタッフも物覚えが良く親切でした。宿泊料金は、コロナ禍特別価格っぽいですが、込み込みで2人で1泊100ユーロ切るくらいでした。パルマのホテルで迷ったら、是非おすすめです。
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