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バレンシア唯一の世界遺産:絹で栄えた黄金時代の象徴、La Lonja de la Seda

旧市街の中央市場のすぐ近くにあるバレンシア唯一の世界遺産、La Lonja de la Seda(シルクの商品取引所)。13世紀の終わりごろまでには、バレンシアでシルクの貿易で栄え、以前の取引所が手狭になったことから、15世紀末に現在の建物が建設されました。

建物はゴシック様式で、3つの異なるエリアとオレンジの木の植わるパティオから成り立っています。 「柱のサロン」は一番の見どころで、17メートルもの高さの螺旋状の柱が印象的。このサロンは、金融業務を行うための交換所として使われていたとのことです。


当時はいろいろな家具や設備があったのでしょうが、なにもなくガラーンとしていると商品所として使われいていた時代を想像できません。バレンシア出身の画家Benlluireが描いた20世紀初めの取引所と思われる絵画が彼の博物館にあるのを後にみましたが、ガラーンとした雰囲気はあまり変わらないようです。

そのほかも全体にガラーンとしています。

外壁にはガーゴイルが。

ごてごてのゴシックの外観。

それほど広い敷地ではないので、見学時間は20分くらいといったところでしょうか。世界遺産なのに、拝観料はたったの2ユーロ。バルセロナの世界遺産と比べると驚きの料金です。ちなみに毎週日曜日は無料です。中央市場の前という観光エリアのど真ん中に位置しておりアクセスは抜群なので、是非訪れてみてください。


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