バレンシアの住宅街にある謎だらけの「エロスの館」

注)　全体的にアートワークと思われるものですが、描写が生々しいものがあります。ご自分の責任でご覧ください。

バレンシア市内は結構自転車でぐるぐる周っているので、行ったことのないエリアは比較的少ないのですが、たまたま自転車に乗っていたら、「そういえばこの通りの左側って行ったことないな…」という住宅街があり、ちょっとウロウロしてみました。5－6階建てのアパートなども建っていますが、カラフルな一軒家も並んでいます(↓)。市内でもちょっと中心から外れるとたまにこういうところがあって好きです。カラフルな一軒家と言えば、以前お伝えしたEl Cabanyal地区はおススメです。

この先に何やら装飾がたくさん施されているお家が出てきました。いっぱいオーナメントが付いているし、カラフルなタイルもたくさん貼られています。バレンシアは陶器やタイルの生産で有名なところなのでタイルが張られているのは決して珍しくはありませんが、それにしてもやたらたくさんの装飾。

最初全体像を見たときは気が付かなかったのですが、バレンシア市の紋章などお馴染みの絵柄に加えて、よくよく見ると…　

不思議な乳房が３つある女性らがたくさん描かれているだけでなく…

巨大な男性のものまで…

様々なアクションも描かれ…

完全、「エロスの館」

さぞかしバレンシアでは有名なのか！と思いネットで調べてみましたがスペイン語でも英語でもヒットがありませんでした。ただ、どれくらい昔か分かりませんが、公式の不動産登記のサイトで過去の写真が載っていました。このころは多少装飾がありますがまだ「エロスの館」にはなっていません。

Google Streetviewでは2018年5月に撮影されたもので、一部新たにタイルが張られています。このころにはこのエロスの館の装飾を施した本人が住んでいたと思われ、この3年弱の間に完成させたようです。

果たしてこのお家の所有者はどんな人なのでしょうか？

芸術家なのでしょうか？

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