ヌードにオープンなスペイン・バレンシアで起こった、暖かい冬の日の白昼に全裸の男性が街を徘徊する事件
- Sayaka
- 2021年1月31日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年3月7日
アメリカと比べても、ヨーロッパはヌードにについてかなりオープンです。
ここスペイン・バレンシアでは、夏にビーチに行くと、毎回大体10人くらいのトップレスの女性を見かけます。高齢女性もトップレスの割合が多いので、若い女性を期待してビーチに行くと実は高齢女性ばかりということが結構あります。困ったことが、ビーチでごく普通の写真を撮りたくても万が一トップレスの人が写ってしまうとまずいと思いなかなか写真が取れません…。

トップレスの女性もいる普通のビーチのほかに、バレンシアにはヌードビーチがあります。ヌーディストだけという訳ではなく、ヌーディストもOKというビーチです。去年の夏にヌードビーチがあると知らず、空いているビーチに行きたいと思い、たまに行くビーチのすぐ南に行ってみるとびっくり、素っ裸の人がちらほら。ヌーディスト・ビーチの存在は知ってはいましたが、まさかバレンシア市内から比較的すぐのところにあるとは思わず、かなりの衝撃を受けました。カップルとか一人とかはなんとなく想像できるのですが、おじいちゃん、おばあちゃんと4-5歳くらいの孫娘の3人で手をつないで素っ裸で波打ち際に佇んでいるのを見たときは衝撃でした…。素っ裸でただビーチを行き来するおっさんもいて、ヌーディストというより単なる露出狂じゃないか?とも。全体的に中年男性が多い気がします。ヌーディストビーチといっても半分以上の人はちゃんと水着を着ています。
そんなヌードにはオープンなスペイン・バレンシアで、1月にも関わらず今日の地元紙に載っていたニュース。
20代の男性が白昼に街を全裸で歩いていて警察に止められたというニュース。この男性は、ヌーディストで普段家でも全裸で過ごし、ヌードビーチにも通っているとのこと。1月なのに気温が25度を超え暖かく全裸で歩きたい気分だったのでそうしたとのこと。靴、カバンと法律で義務付けられているマスクはきちんと身に着けています。
この記事で一番驚いたのが、このヌーディストの発言ではなく、この記事を載せている地元紙が彼の全裸の写真をぼかしなしで掲載していること(どんな写真か気になる方は地元紙のリンク)。ちょっと影がありますが見えています…。ここらへんはさすがヨーロッパ。アメリカではあり得ません。
この男性曰く、人間ありのままで自然に過ごしていることなのでなにも悪いことはしていない、法律にも触れない、とのこと。実際、去年、近隣の町の裁判所では特段違法行為はないと認められ無罪となったとのこと。彼自身、当初は違法でないことは知らなかったらしく、裁判官に違法でないと言われてから、度々ヌードで歩いている常習犯。この記事によると、どうやらスペインでは、全裸になって犯罪になるのは、未成年の前で意図的に全裸になる場合だけのようです。ということは成人女性の前で全裸になることはいいのでしょうか?
いずれにせよ、違法でなくて本人に悪気はなくても、普通の人から見ればやっぱり怪しい人になってしまい、他人に恐怖を与えてしまうことになりかねません。それこそヌーディストビーチもあることだし、そういうところで開放されれば良いのではないでしょうか。ちなみにアメリカでは全裸で街やビーチを歩くことはindecent exposure(公然わいせつ罪)で違法です。
ニュースになるくらいなので滅多に起こらないことなのでしょうが、ヌードで歩くこと自体は違法でないということが広まってしまうと、これからヌードで街を歩く人が増えないか若干心配になります…。
コメント欄はずっと下のほうにあります。
面白いと思った方は、是非以下クリックをお願いします!
↓ ↓ ↓
Comentários