バレンシア市の北カステリョン県にあるOndaという小さな町。セラミック産業が盛んな町で、周辺はタイルなどのセラミック工場だらけ。前回ちょこっとこちらで紹介しました。
ここのお城の写真が見事だったので今回行ってみました。
丘の上にある遠くから見てとっても立派なお城。
コンパクトな旧市街には、こんなキュートな中世の広場があります。
この広場からお城までは、すぐ裏側にある坂を登って5分ほど。
猫がいそうな坂だな~、と思っていたら、やっぱり!機嫌悪そうに見えますが、触っても逃げずにじっとしていました。
坂の途中の民家の上を眺めると、幾何学模様のタイルを敷いたバルコニー。バレンシア市内の旧市街などでも見かけますが、バレンシアらしくて好きです。
登りきると見事な城壁と門!といってもぐるっと全部残っているわけではなく、近くから見える古い城壁はここ正面だけ。「300の塔のある城」と言われていたらしいのですが、あくまで比喩で、しかも昔の話のようです…
門はよく見ると飾りに白と青のタイルが使われています。
内部は2つほど建物があるのですが、一つは観光案内所とオフィス、もう一つは博物館のようなのですが閉まっていました。
お城の中核と思われる場所は土台のみ。
景色は素晴らしいです!
写真から想像していたよりも期待外れでしたが、拝観料は無料なので仕方ないかな…
お城から旧市街に戻るときは「猫の階段」と呼ばれる階段を下りました。肝心のネコはいませんでした。このタイルの標識もいいですね。
こんな小さくてキュートな教会も。
道端にはこんな水飲み場(給水場?)も。こういう何気ない装飾を見るのも楽しいです。
こじんまりした旧市街なので、お城とあわせても1時間半くらいあれば十分な感じです。
市の外れにあるタイル博物館、Museo del Azulejo Manolo Safontは、長くなるのでまた別の機会に。
励みになりますので、是非以下ブログランキングサイトのクリックをお願いします!
↓ ↓ ↓