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ジブリに出てきそうな見事な城壁で囲まれたバレンシア州のMorellaへ!

バレンシア州内はコロナ禍に電車や自転車で行ける範囲内でいろいろ行きましたが、電車だと行きづらいところもちらほらあります。


そのなかでもとにかく写真を見て「行ってみたい!」と思ったのが、バレンシア州の北にあるカスティリョン県のちょっと内陸にあるMorella。丘の上に高くそびえるお城、真っ白の壁の家々、そして見事な城壁がとっても印象的↓


日本ではほぼ無名な町。最寄りのビーチリゾートで長期過ごすスペイン人やヨーロッパ人が日帰りで行くといったところでしょうか。ほんとにこんな見事で無名なところがバレンシア州にあるのか半信半疑。


今回諸事情でバレンシアの倉庫に置いてきた荷物を取りにいくことに。レンタカー会社でバンを借りて取りに行くことにしたのですが、途中通るのがカタルーニャ州のすぐ南、バレンシア州のカスティリョン県。マイレージの関係で二日間は車を借りなければならないとのことだったので行きにこのMorellaに寄ることにしました。


ルノーのこんなバンでレッツゴー↓



バルセロナからは車で3時間ちょっと。海岸からは1時間くらい内陸に入ります。途中ジグザグの山道が続くエリアがありますが、現在橋を建設中で、完成するとジグザグ行かなくてもMorellaまでいけるようになるようです。バレンシアからは2時間強ほどです。


ジグザグ道を越えると辺りが開け、正面に…


もしやあれがと思いしばらく行くと、写真で見た通り圧巻!


間近で見てもとにかくすごい!


駐車場のサインに沿っていくつかある門の一つから中に入ります。


城壁内は基本住民しか駐車できないので、また城壁外に出たところに一般の駐車場があります。ちょっと離れたところに昔の水道橋がありました。


駐車場のすぐ脇にはとっても立派な正門。ここをくぐって町中へ。中心のこじんまりしたホテルを予約しました。


町中は白壁に木組みの家々が並びとってもキュート。バレンシア州の海岸近くとは雰囲気が異なります。それもそのはず、気温も沿岸と比べると随分寒く、冬は雪も降るそうです。


目抜き通りは中世の趣✨バルやグルメショップがちらほら。なんとオフシーズンの平日なのでレストランはほぼ閉まっていました。地元民の入っているらしきバルでも「今日夜は飲み物だけ」と言われ、前もってレストランが開いていると言われた宿泊ホテルのレストランへ。


グルメショップはどこも雰囲気が良く、その数がシーズン中の観光客の多さを物語っています。地元の特産品は生ハム、チョリソ、チーズ、はちみつなどが主。大体スペインの名産品はどこもそんな感じなような気がしますが…。↓いつものおきまりでローカルのワインやおつまみをゲット!


翌朝、城壁を一部歩いてみました。かなり保存状態がいいです。


とんがり帽子のついた門。


城壁の外はのどかな景色が広がります。


とにかくお城の要塞といい白壁の家々といい素晴らしい景色。


町の大きさの割には大聖堂がかなり立派です。バレンシア州でよく見る青のドームも。


そして坂の町にはやっぱりネコ。


坂の景色も情緒溢れています。


結構きつい坂があります。地元の子供が学校に行くのに登って行きます。子供の服装を見ると分かりますが、十月中旬で同じバレンシア州とは思えないほどとにかく寒い!


特に見どころがたくさんあるという訳でもないですが、とにかく町の外から見ても中を見ても期待を裏切られませんでした。オフシーズンに入ったため、観光客はほとんどいなく、地元民が散歩していたり、いつものバルで飲んでいたりと、のんびりとした田舎の雰囲気でした。


電車は通っていないので、公共交通機関はバスのみです。県都であるCastellónは、バルセロナーバレンシアを結ぶ鉄道路線上にあり、そこからバスが一日2本でているようです。日帰りは難しそうですが、バレンシア市などから日帰りツアーを催行しているツアー会社があるようです。


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