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シュルレアリスムの巨匠、ルネ・マグリット展へ

更新日:2022年5月20日

18日はICOM(国際博物館会議)が定めた「国際博物館の日」で多くの美術館と博物館が無料開放。日本全国でもあったようなので行かれた方もいるのでは?


バルセロナでは先週末も「The Night of Museums」という無料開放の日があったばかりですが、そちらはヨーロッパの取り組み。バルセロナ市が大々的に宣伝をしていた「The Night of Museums」と異なり宣伝が全然されていませんでしたが、ソーシャルメディアのCaixa Forumの広告で無料開放を知り、行ってきました。


バルセロナのモンジュイックの丘の麓にあるCaixa Forumは、独自のコレクションはなく、特別展だけのアートセンター。


「ミロの星」のタペストリーを見に前回訪れています↓(「ミロの星」は6月12日まで開催。ウェブサイト事前予約で無料)


今開催中の展覧会で、主なものはルネ・マグリット展とタトゥー展


何年か前にブリュッセルのマグリット美術館を訪れていますが、マグリットの有名な帽子を被った男性や青いリンゴなどの有名作品がほとんどなく、落胆したのを覚えています😢


マグリットと言えば、ここスペイン・カタルーニャ出身サルバトール・ダリと並ぶシュルレアリスムの巨匠。お互いの接点を調べてみると、マグリットはダリの別荘があるカダケスで1929年のひと夏ダリやミロと一緒に過ごしたそうです。なにかお互いインスパイアするものがあったでしょうか?


スライドショーで。


ヨーロッパ、北米の主要な美術館からのほか、豊田市美術館、宮崎美術館、宇都宮美術館など、意外と日本の美術館からの絵画が多かったです。東京以外にも結構たくさんあるものですね。教科書で見るような絵です↓どこの美術館か忘れましたが日本の美術館所蔵です。


見ていてなるほどと思うものと、意味不明なのといろいろですが、見ているだけで楽しいです♪


これ↓展覧会のポスターにもなっている絵で、マグリットのトレードマークである帽子の男と雲が浮かぶ空とのコンビネーション。


部屋と部屋の仕切りが帽子の男のシルエットになっていました。こういう遊び心が好きです。


ブリュッセルのマグリット美術館よりも代表作が揃っていました。絵画69点、写真多数、映像が1点でそこまで多くありませんが、見ごたえがあり満足。


Caixaはスペイン各地にアートセンターや博物館があり、科学博物館も美術館もかなりお金をかけているのが見て取れます。アート自体のクオリティだけでなく、展示方法も工夫がされているところがさすが!きっと優秀なキュレーターがいるんでしょうね。確かバレンシアも芸術科学都市のサンティアゴ・カラトラバの設計による奇抜なAgoraホールにCaixa Forumをオープンする予定だとか。


マグリット展は6月6日まで開催されています。拝観料は6ユーロ(他の展覧会と共通)でCaixaBankの顧客は無料。


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