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バルセロナ・メルセ祭②:クレージーな火の祭典、Festa del Foc

更新日:2021年10月5日

メルセ祭。前回は、巨人が踊り歩くメルセ祭のパレードについてお伝えしました。


その後の暗くなってから開催された火の祭典Festa del Foc恐竜やモンスターの人形が火を噴いたりしている写真を見て「面白そう、行ってみたい」と思い、事前にチケットを確保しました。


前述のパレードではコロナ対策はほとんどなくびっくりしましたが、夜の部のほうが恐らく混みそうなのですこしはコロナ対策してくれるかな?と思っていたのは全くの大間違いでした!


パレードでは一応チケット保持者は歩道と車道を分ける柵の内側というくくりだったのですが、夜の部は全く何もなし。チケット保持者の入り口もなく、すべての人は柵越しで観覧。その人数からしてほとんどの人がチケットを持っていない人のよう…


人が三重四重にもなっています。しかもビールなどのアルコール持参の人も多く、マスクなんてどこへやら。最近、若者が屋外で巨大飲み会を開いて問題になっているスペインですが、取り締まりをしない市などにも問題があるのではないかとこの状態↓を見て思いはじめました。


マスクをしている家族連れの隙間に入って開始を待ちました。


突如大音量で始まった祭典!


そしてドラムのビートに合わせて、花火を持った人々がぐるぐると走り回ります。


しばらくこれが続きました。


写真だと単にキレイに見えますが、ビデオだとその音量といい煙といい結構凄まじいです!


実は南北を走る通りの西側の歩道から見ていたのですが、西側はドラマーたちがドラムをたたいているので、東側の方が火に近いということが発覚。東側にいる人々は火花浴びまくりで時折「キャー」と叫びながら逃げていきます。東側のほうが面白そうだったので、移動!


モンスターやドラゴンなどの人形の手や頭の先っぽに火薬をくっつけて引火。中に人が入っているか、周りで人が押すかしてぐるぐる回します。


見えるところには消防車もいないし、ホントにこんなことやって大丈夫?と思うくらいなほど火花と煙があちこちに。


体中に火花が着地すると一瞬熱いですが、けがなどはありませんでした。すすがカメラや洋服、マスクに結構付着したので、心配な人はポンチョやフェイス・シールドなどを用意するといいかもしれません。


最後に花火が上がって終了すると大きな歓声が上がりました。コロナはどっかにいってしまったような感覚。夕方のパレードよりも密度はパワーアップでしたが、こちらのほうが断然興奮します。こんなお祭りを今までずっと知らなかったなんて…


私たちは足早に帰ってきましたが、この興奮のあとはみんな盛り上がるだろうなという雰囲気がありました。そしてやっぱり、ちょっと離れたスペイン広場のあたりでは4万人以上の若者がお祝いをし、ボトルを投げたり、喧嘩があったり、車を燃やしたりがあったそうです。収束しつつあるコロナ、こういうことがあると収束しなそうです…


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