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グラシア祭とまた違う、老若男女がまったりと楽しめるサンツ祭

バルセロナでは、先週はグラシア地区のグラシア祭(グラシア祭前半グラシア祭後半)で、今週はサンツ地区のサンツ祭が開催されています。


サンツ地区は大きな工場がいくつかあったことから、もともと労働者階級のエリアですが、国鉄のメインの駅サンツ駅に近い便利なロケーションということもあり、最近はいろいろなバックグラウンドの人が住むエリアとなっているとのこと。


サンツ祭はキリスト教の聖人、Sant Bartomeuをお祝いするお祭。グラシア祭と同じくもともとは宗教のお祭として19世紀の中頃に始まったそうです。


プログラムを見るとグラシア祭と似たり寄ったり。いくつかの通りがテーマを決めて飾りつけをし、コンサート用のステージとバーを設置。パレードやカタルーニャ州伝統の人間の塔などなどが行われるのとのこと。なので、てっきり同様の内容を期待して行ったのですが、雰囲気が全然違ってびっくり!


通りには飾りつけされていますが、あんまり大掛かりな飾りはありません。グラシア祭に比べると低予算かな。


なかにはアポロの打ち上げなど凝っている通りもあります。


サンツ地区はグラシア地区に比べて少し通りが広いので、飲食スペースのテーブルが結構あって、どちらかというと通りで音楽を聞きながら、ちょっと普段と違う雰囲気で、テーブルで飲むという感じ。グラシア祭は、通りが狭く、とにかく人が多いので着席してゆっくり飲むという雰囲気がありません。


ワイナリーがテーマの通り。人もまばらで、コンサートが始まるようでしたが観客はほぼなし。実在するワイナリーの名前なのでスポンサーなんでしょうか?


サンツでも中国テーマの通りが。入り口には獅子でなく、人間?中国語の書かれた旗が左右にあり、「希望」は分かりますが「血液」ってなんでしょう?


提灯や鳥居のある通り。この会場は古いカタルーニャの音楽を演奏していて、観客は年配の人ばかり。観客も一緒に歌ってとっても和やか。


こういう雰囲気はグラシア祭では全くないです。こちらでは恐らく会場ごとにステージで演奏するバンドを年代ごとに変えているんでしょうね。もともと宗教のお祭りだし、老若男女いろいろな世代が集まるサンツ祭は、たとえ低予算でも本来の姿なのかなと思いました。


最後はサンツ駅の前にある広場の移動式遊園地をぶらぶら。今まで見たことのないライドやゲームもあり面白かったです。TOKITOというドラゴンボールのライド…あらゆるところにドラゴンボールのキャラクターが書かれています。


こんなライドも。安全性の意味でちょっと怖い…


想像していたお祭りとは違いましたが、結構楽しめました♪


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