月曜日からバルセロナのグラシア地区で始まったグラシア祭(Festa Major de Gràcia)。バルセロナの夏の風物詩で、いくつもの通りが飾り付けられます。先々週くらいからグラシア地区の通りで大人や子供がペンキを塗ったりして準備をしていました。そのほかにもコンサートやパレードなどイベント盛りだくさんの1週間です。
もともとは聖母マリアの被昇天祭のお祝いだったそうですが、徐々に宗教色は薄れてきたとのこと。グラシア祭の一番古い記録は1817年だそうで、200年以上続いているお祭りです。
グラシア地区の最南端には週末から移動式遊園地が来ています。すぐ南はブランド街なのに、著作権法違反しまくりっぽい移動式遊園地のライドがなんだかシュール。
初日は朝8時から爆竹が鳴り響き、なんだか1日中大騒ぎ…午前中にふらーっと行ってみるとちょっとしたパレードをやっていました。
20以上の通りと広場が飾りつけをするということで、1日で見るより2日くらいに分けた方がいいかなと思い、まずは北半分を巡ることにしました。フェスティバルマップはこちら↓混雑するので見学は一方通行になっています。
朝からやっていますが、日没後の夜9時過ぎにスタートしてみました!
面白いのはそれぞれの通りや広場ごとにバーやコンサートのステージがあります。
さくらんぼやブドウ、野菜などの農作物がテーマの通り。ひとつひとつ布で作られていて、すごくキュート。
こちらは、バケーションをテーマにした通り。
バケーションの行先で日本も。柴犬、鳥居、新幹線、富士山、桜、高層ビル、セーラームーン…
カラオケ、原宿スタイルは分けるけど、おかまって?新宿2丁目?マリカーヨって?
工事現場がテーマの通り。天井から鉄骨やテープメジャー、ツールなどがぶら下がっています。コンサートが始まる時間と重なりかなり混んでいました。
セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」がテーマの通り。張り子からなにからすごく凝っていて、照明もマジカルな演出になっていました。
プラスチックなどで作った日本庭園、「北禅庭園」。なんで「北禅」なのかとおもったら、この広場の直訳が「北広場」でした。ビニールシートの池に赤いプラボトルで作った鯉が泳いでいます。ペットボトルで作った竹も。藤棚には藤ではなく桜?遊び心があって楽しいです。
NETFLIXので大ヒットしたスペイン・ドラマ、La Casa de Papel(ペーパーハウス)をテーマにしたもの。ダリのマスクと赤い服が主なので意外と手間がかかっていない割にはビジュアル効果は抜群。ここ、スペインのソーセージ、チストラを焼いていていい匂い~。
レインボーがきれいな広場の飾り。巨大スクリーンが設置されていたので映画でも上映するのでしょうか?
アート・サプライや文房具がテーマの通り。頭上には消しゴムやら絵具やらが。
ニューヨークがテーマの通り。ブルックリン・ブリッジが良くできています。ブロードウェイやフレンズのカフェ、ホットドッグ・スタンド、イエローキャブ(黄色いタクシー)などが再現されていて見ていて楽しいです。
羽ばたく鳥がテーマの通り。頭上に鳥が飛び交い、折り紙で作った鳥も。ほかの通りに比べて随分シンプルでしたがキレイです。
こんな感じで北半分を周りました。9時に開始して10時半ごろ終了。1時間半くらいとちょうどいい感じでした。コンサートなどは夜中過ぎまで続くのでまだ夜も始まったばかりという雰囲気。
そして帰る途中コンサートに出くわしました。カタルーニャ音楽?中世の音楽?前の方では人々がペアを組んで踊っていました。
通りの飾り付けは、前半ではドン・キホーテがダントツ良かったです。後半もいい作品に出会えることを期待しています♪
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