スペイン版シャンパン、カバ(Cava)の一大産地、Sant Sadurní d'Anoiaの紹介はこちら。
今回のカバのワイナリー巡りで最初に行ったのは、Sant Sadurní d'Anoiaの町中にあるBlancher(ブランシェール)。ボトルはバルセロナのスーパーなどで見たことがあります。日本にも輸出されているようですね。
町の中心からも近いので便利な場所にあるうえ、町中の割には敷地もそこそこ広いのが利点。テイスティングは予約が要らないのでフラーっと行けるのも魅力です。
裏にBBQエリアもあってBBQをしながらカバを楽しめるそう。
経営者家族は1930年代からバルセロナの北の方でワイン製造をしていて、1950年代からこの土地でカバを製造しています。ここのカバに使われるブドウの90%は毎年同じ畑のブドウが使われていて、これによって一貫した高品質のカバが保証されているとのこと。
土曜日のお昼時でしたが空いていました。
Gran Reserva Brut Natureを飲んでみました。ブドウの品種は、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ。なんでもこの3種、カバのスタンダードで、カタルーニャ固有の白ブドウの品種だそうです。マカベオはワインにフルーティーにし、チャレッロはワインの骨格を作り、パレリャーダは香りに華やかさを与えるとか。ドライでまあまあ好み。
個人的にスパークリングワインってある値段以上なら、高級でもそうでなくてもあまり差がないように思います。普通のワインならかなり差が出るのに、舌が肥えてないだけ?
みんなで違うカバを頼んで飲み比べてみましたが、全体的に安定のテイスト。大体グラス2.5€から3.5€くらいです。
奥にちょっとしたミュージアムもあります。
バルサに在籍していたディエゴ・マラドーナがこのワイナリーに寄付をしたらしいです。すごいヘアスタイル!
ワインビネガーって欧州では普通にありますが、カバビネガーが売っていました。一番右のボトルで栓がカバの栓と一緒なのですが、注ぎ口が付属として付いているのでバブルはないんだと思います。普通のワインビネガーとどう違うのか気になります。
普通のワインも製造しているのでそちらのテイスティングや購入も可能です。スタッフも親切で、幸先の良いスタート。
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