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ベルギーの迎賓館として世界の要人をもてなす宮殿:Palais d'Egmont

更新日:2022年8月21日


Petit Sablon地区にあるPalais d'Egmontは、由緒正しきEgmontファミリーの宮殿。15世紀からこの場に邸宅を構えていますが、当時の建物は火災で焼け、現在の建物は19世紀に建てられたものとのこと。現在はベルギー政府外務省によって所有されており、日本の迎賓館のように各国の要人をもてなす外交行事が行われます。一般はファッション・ウィークなど特別なイベントでしか入場できず、普段は入ることはできないのですが、秋に行われた「Brussels Museums Nocturnes」という平日の夜の博物館を特別公開するイベントの一環で、一般に開放されたので行ってきました。見学料は無料で、入り口でパンフレットを受け取り、自由見学。パリのテロの直前だったので特段荷物検査などもありませんでした。

入り口のホールは立派。さすが外国の要人を迎えるだけあります。

1階はホール以外には見どころはなく、2階に上がると小部屋があってその奥にメインのレセプション・ホールと思われるホールがあります。残念なことにそのほかの部屋は外務省のオフィス等になっているようで見どころはそれほどありません。奥の方に同時通訳のブースもついた国際会議を行うカンファレンスルームもありましたが、80年代、90年代の普通の内装でした。

一部の公開なので15分くらいで見学できました。このパレスの前には胸像などの建ったこじんまりしPetit Sublon広場があります。こちらば普段でも立ち入ることができます。また裏手にはParc d'Egmontがあり、カフェがあるので夏場は外に座ってパレスを眺めながらお茶もできます。

Palais d'Egmont

Place du Petit Sablon 8

B-1000 Bruxelles

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