ブリュッセル市内を走るたくさんのトラム。トラムを愛する市民は多く、トラム博物館なるものがWoluwe-Saint-Pierre地区あります。トラムを愛するボランティアによって運営されているため、たまにしか開いていません。特に冬場は月に数日のみ。ボランティアはほとんどがリタイアをした高齢者。ここではブリュッセルの昔のトラムが一挙公開されています。冷暖房完備でないので、行ったときはかなり寒かった！ボランティアがやっているカフェもあります。手作り感が満載。
昔は馬が引っ張るトラムもあったようです。昔のトラムのサインなんかも展示されています。
そしてこの博物館の一番の見どころは、昔ながらのトラムを外で走らせること。入館料を払うときに、トラムは試乗するか？と聞かれ、拝観料に数ユーロ追加するとトラム試乗ができます。毎時くらいに出ますが、一般道を片道３０分ほど走り、終点まで行ってまた博物館に戻ってきます。ボランティアの運転手と車掌が乗りますが、彼らはすごく楽しそうにしています。よっぽどトラムが好きなだろうなぁ。いつも載っているトラムも車両がクラッシックだと気分も変わります。試乗できるトラムはそのときによって違うみたいです。
博物館の展示自体は地味めですが、電車おたくでなくとも楽しめ、トラムに試乗は特におすすめです。
Musee du Transport Urbain Bruxellois
Avenue de Tervueren 364
B-1150 Woluwe-Saint-Pierre
