第１日曜日は無料開放の日だったので、Musee de la Ville de Bruxelles（ブリュッセル市博物館）に行ってきました。普段は大人８ユーロします。この博物館はブリュッセルの歴史を展示していて、グランプラスの市庁舎の向かいにあるMaison du Roiに入っています。世界遺産の一部です。外観だけでも圧倒されます。
建築をみるだけでも楽しめます。結構団体の日本人観光客もグループで入るようで、十数人見かけました。１階から３階まで展示スペースがあります。
昔のブリュッセルを再現した模型や昔の写真、街がどのように発展していったか学ぶことができます。昔の城壁は今では一部しか残っていなく、環状線となっていますが、このように中世にはぐるっと城壁があったんですね。教会のタワーがいくつか見えますが田舎の村といったかんじ。
おそらく一番の見どころが、小便小僧の衣装セクション。800以上とたくさんあるコレクションの一部を展示していて、各国の民族衣装から、スポーツのユニフォームなどなど。なかにはこんなものも。
日本にちなんだものもいくつかあり、なんと桃太郎もいました。ちゃんとお供がついています。実際に本物の小便小僧が着ているのを見てみたい！これらの様々な衣装は、姉妹都市などからギフトとして送られたりすることも多いようです。
そのほか小便小僧の面白いポスターや映像もありました。
観光に便利な場所にあること、グランプラスの建物群は世界遺産の一部であること、小便小僧の衣装コレクションが見られることからある程度見る価値はあると思いますが、小便小僧の展示以外は結構無難なものばかり。そんなにたくさん展示されているわけではないので見学は意外とすぐに終わってしまいます。無料の日は第一日曜日で、ブリュッセルでは日曜日にできることは限定されるので、長期滞在される方にはおすすめですが、時間のない方はスキップされても良いかと思います。
Musee de la Ville de Bruxelles
Grand-Place
1000 Bruxelles
http://www.museedelavilledebruxelles.be/fr/accueil/
