誰でも楽しめるブリュッセルの鉄道博物館:Train World
- Sayaka
- 2016年12月29日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月21日
ブリュッセルに2015年に開館したの鉄道博物館Train World。鉄道でブリュッセルから北に向かうと線路沿いに見えるので気になっていた博物館。Schaebeek駅の古い駅舎を改装し、隣に電車等を展示する新しいビルを建設しました。北駅の北に位置し、近隣はあまり治安の良いところではありませんが、トラムやバスなどで比較的簡単に行けます。
入り口は旧駅舎の左手。この日はクリスマスの翌日ということもあってか大行列。チケットを購入するのに20分くらいかかりました。子供連れよりも意外とリタイヤしたような年配の人が多かったです。

博物館は駅の設備を展示する旧駅舎からはじまります。広いホールには、昔の駅員の制服、標識、駅で使われる様々な機器等が展示されていて、ベルギーの鉄道駅の歴史を見ることができます。そのあとは、いったん外に出て新館へ。新館では、昔の車両が時代ごとに展示されています。こんなレトロな汽車も。車輪だけで人の身長以上あるような大きさ。また、ヨーロッパ、そしてベルギーの鉄道がどう発展したか映像を交えて紹介しています。

こっちはもう少し新しい車両。電車おたくでなくてもいろいろな電車があって楽しめます。

標識や踏切の機器も壁中に展示されています。

シュミレーションで運転できるコーナーがありますが、こちらは長蛇の列なのであきらめました。たぶんこの博物館で一番人気なのではないかと思います。
全体的によくできた博物館で、埼玉の鉄道博物館に匹敵する面白さだと思います。すべて見るのに3時間くらいはかかりました。展示はほぼベルギー鉄道についてなので、ヨーロッパ全土のものを期待しているとがっかりするかもしれません。
旧駅舎のほうにレストランがありますが、今回は行きませんでした。レビューは結構良かったのと、周りにあまり食べるところがないので、おなかが空いているのであれば行ってみると良いのでは。
Train World
Prinses Elisabethplein 5
1030 Schaarbeek
拝観料:大人10ユーロ(2016年1月現在)
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