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中世の要塞が美しい世界遺産のカルカッソンヌ

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フランスのオクシタニ―地方圏で一番の観光地が中世の城塞の町、カルカッソンヌ。ヨーロッパには山のようにある中世の城塞の町の中で、なかでも立派そうで、何年か前に写真を見てからから行きたいと思っていた町。


バルセロナからも比較的アクセスのいい町です。


駅前にはこれまた世界遺産のミディ運河が流れています。


カルカッソンヌには古代ローマ時代に要塞がすでに存在し、中世にはさらに外側にもう一重の要塞が建設されて、二重の防備が施されたそう。なんでも欧州最古の城塞都市だとかで、世界遺産に指定されています。


新市街から歩いていくとオード川があり、橋からはこの通り!


主な入り口は二つあり、新市街から徒歩の場合はこちらのオード門が最寄りです↓数百メートルほどのきつい上り坂で、道もガタガタ。


↑ぐるぐると輪っかの模様が見えますが、カメラが壊れたのかなと一瞬冷や汗💦。ところが実物をみても模様が。なんでも何年か前にアートプロジェクトとして黄色の輪っかを城壁に張り付けたらしく、あまりに長い間付いてたからか、剥がした後も跡が残ってしまったようです。世界遺産に跡が残るようなことってどうなのでしょうか…。実際フランスでは結構賛否両論あったようです。


入場料を払えば、城壁の上をほんの一部だけ歩くことができます。まあ一部分だけだったらいいかなと思っていたら、まだオフシーズンの営業時間のようですでに閉館していました。


まずは、二重の城壁の間をぐるっと一周できるようだったので、歩いて一周してみました。裏側は城壁内と外であまり高低差がないので、それほど眺めは良くありませんが、とにかく城壁自体が保存・修復状態が良く圧巻!


オード門の反対側にあり、主に車で来る人が利用するナルボンヌ門


昔の写真があり、城壁に沿うように家が建てられていました。城壁の壁を借りて家を建てれば、建築費が安く済むので、バルセロナやいろいろなところでも同様の写真を見たことがあります。借景ならず、借壁。どこも今はすっかり取り壊されていますが、昔の知恵で面白いです。


一周したあとは、要塞内へ!


観光客はちらほらいましたが、カフェなどは閑散。城壁内は三十分もあれば一通り回れるようにコンパクトなので、昼間にバスや車でワーッと来て夕方前にはみんな帰ってしまうような感じでしょうか?


要塞内の旧市街はいかにも観光地という感じですが、とってもキュート!


大聖堂はそんなに大きくないものの、ステンドグラスがとってもキレイでした。


そして、とにかく驚いたのがレストランの数。どこもかしこもレストラン!やたらいろいろなガイドのステッカーや看板が掲げてあるところが↓ちょっとたくさんありすぎじゃ?


なんでもこの小さい要塞内にミシュラン二つ星と一つ星がそれぞれ一軒あるそうです。かなり閑散としていてディナー営業するのかどうか分からないところがほとんどだったので、ディナーは新市街にしました。


なんでも地元で一番有名な伝統料理は、Cassouletというもので、豆、鴨肉、ソーセージなどをゆっくり煮込んだものだそう↓旧市街の通りに説明する看板が掲げてありました。新市街の市場で売っているのを見かけましたが正直あんまり美味しそうじゃない…


あとでまた川に架かる橋まで夜景を見に行きました。夜景も見事!



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