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まるでジブリの世界の世界遺産:天空の都市スペイン・クエンカの旧市街!

更新日:2021年6月30日

ここバレンシア州のすぐ西のカスティーリャ・ラマンチャ州にあるクエンカ。マドリードとバレンシアを結ぶ高速鉄道AVEのちょうど中間にあり、バレンシア、マドリードそれぞれから1時間ほど。


クエンカは「歴史的城塞都市クエンカ」という名目で旧市街が世界遺産登録されています。フカール川とウエカル川の浸食作用や風化によって切り立った断崖が形成された場所に9世紀になってイスラムが要塞を築いたところから始まり、後に宗教的な都市として発展したそうです。


クエンカは前からずっと行きたかったのですが、しばらくコロナ規制で州外の移動ができなかったこともあり行きそびれていました。夏本番になると内陸部は暑い&まだ海外からの観光客も少ないので今のうちだと思い今回行ってきました!バレンシアやバレンシア州のビーチリゾートなどではすでに北欧やフランスなどからのヨーロッパ人が結構いますが、クエンカはほぼスペイン人の観光客でした。


旧市街はこじんまりしていますが、絶景のハイキングルートがいくつかあるのと、博物館・美術館がほぼ無料で意外と充実していることから、一泊二日でほぼ丸二日観光しました。マドリードなどから日帰りで訪れる人も多いかと思いますが、丸二日にして正解でした!


クエンカの旧市街は天空の都市というだけあって断崖の上にありまるで天空に浮かぶ都市のよう。そのため旧市街へはほぼ上り。新市街や駅からバスでも行けます。とってもカラフルな建物が並び、スペインというよりなんかイタリアっぽい感じがします。


やっぱりどこかイタリアっぽい16世紀に建造されたTorre de Manganaという時計塔。


坂を大体上りきると、大聖堂とマヨール広場。大聖堂は塔もなく一見地味ですが、中は見ごたえありなのでおすすめです(有料)。1257年に建造されスペインのゴシック聖堂の中でも最古の類に入るそうです。


大聖堂の裏からは現在はパラドールになっているサンパブロ修道院(ハイキングルートで別途紹介)が見えます。


マヨール広場にある市庁舎。大聖堂も市庁舎も夜のライトアップがキレイです。


大聖堂から続くこじんまりした目抜き通り。カラフルな建物はなく落ち着いた雰囲気。レストランやホテルが軒並みあります。左右それぞれちょっと歩くと断崖です。


東側の断崖にそそり立つ建物。ひょろ長でなんだかジブリっぽいかんじですね。


大聖堂から3ー4分歩くと大聖堂全体が見渡せます!


西側もすぐ断崖で、建物には眺めを売りにしたバルがちらほら。


反対側の景色はこの通り!川の流れる渓谷。岩の感じがギリシャのメテオラやトルコのカッパドキアを思い出させます。


と、旧市街と旧市街からの眺めを大雑把に紹介しました。今回クエンカで歩いた2つの絶景ハイキングルートや有名な観光スポット「宙づりの家」、博物館・美術館などについてはまた次回。


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