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ブリュッセルからの日帰りにおすすめ:ワーテルロー

更新日:2021年3月7日

「ワーテルローの戦い」ってどの戦いか思い出せなくても名前は聞いたことがあると思います。1815年にナポレオン軍がイギリス等の連合軍と激しい戦いを繰り広げたこの戦いの戦地がブリュッセルの郊外のワーテルローにあります。


車がない場合は、TECバス(市内バスではなく近郊バス)がGare du Midi(途中ブリュッセル市内南部を何か所か停まります)からライオンの像まででています。電車でも行けますが、電車だと最寄りの電車の駅からまたバスに乗り換えないといけないので、バスの方が便利です。

2015年に戦いから200年を記念して新しい博物館Momorial 1815ができました。遠くからでも見えるライオン像、Lion's Moundを目指すとすぐ脇にあります。2種類のチケットがあり、Memorial 1815、パノラマ(戦場を再現した360度のジオラマ)、ライオン像、Hougoumont農場のセットが16ユーロ。これに、ウェリントン博物館、ナポレオンの本部がついて19ユーロです。後者二つは歩いてはいけない距離です。私的にはライオンの像に登れれば良かったのですが、セットのチケットしかないので前者のオプションにしました。

Memorial 1815はナポレオン軍についてやワーテルローの戦いについて展示してあり、チケットを買うときにオーディオガイドをくれます。全体的に映像やオーディオなどを駆使し、戦いについて知らなくても面白い内容になっています。

連合軍の軍服なども展示されています。ここの一番の見どころはワーテルローの戦いを再現したパノラマスクリーンで見る4D映画なのでお見逃しなく。

そして次はパノラマへ。外観はこんな感じですが、Memorial 1815と地下でつながっているので、外にでる必要はありません。

360度のジオラマで戦いを再現していますが、かなりのローテク。さっと見て終了。

それからライオンの像へ。まじかでみると結構急な坂です。階段があるので階段を登ります。

上からはのどかな田園風景が望めます。200年前にはこんな平和なところで激しい戦いが繰り広げられたわけです。

そして最後は、Hougoumont農場です。ライオンの像から15分ほどで歩いてもいけますが、チケットを持っていると無料バスもMemorial 1815の脇の駐車場から出ています。行きは無料バスで行って帰りは歩いて戻ってきました。この農場は、ウェリントン率いる連合軍とナポレオン軍が最初に激しく戦った場所で、2015年に修復され公開されたばかりとのことです。展示品はほとんどなく、チャペルぐらいしか見るものがありませんが、納屋でのここでの戦いを再現した映画の上映が主なみどころです。入り口でヘッドフォンを貸してくれるのでお忘れなく。3つのスクリーンをぐるぐるっと動かしながら上映。あんまり意味のない演出ですが、まあまあ楽しめます。

帰りにライオンの像に向かって歩きましたが、夕暮れ時だったので壮大でとってもキレイでした。夕方はおすすめです。これらをだいたい半日で見ましたが、中心地にあるウェリントン博物館なども行くのであれば1日がかりになるかと思います。またこのほかにもビールを楽しめるブラッスリーなどもあります。


Desert Nature
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