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バルセロナの冬恒例!激しく燃え上がるグラシア地区のかがり火祭

昨日土曜日はバルセロナのグラシア地区でFoguerons de sa Poblaというかがり火のお祭が開催されました。相変わらずコロナ感染者は多いですが、様子を伺いに行ってきました。


なんでももともとはスペインのマヨルカ島のお祭で、バルセロナに持ってきて今年で30回目を迎えたそうです。マヨルカのあるバレアレス諸島とバレンシア州はカタルーニャ語の派生語(方言?)を話すので、何か特別な結束があるのでしょうね。


昼間には音楽等の催しが開催され、夜はバレードとかがり火を焚くのが主で、最後にコンサートも開かれます。パレードは夜8時からなので開始15分前くらいに出発地点の広場に行ったらこの通り!


マスクは義務化されているのにこの激混みの中マスクをしていない人は2割くらいいました。もうほんと警察も取り締まる気は全くなく…。コロナ感染間違いなしだったので、パレードのルートに沿って歩いてみるとほとんどパレードを待っている人はほとんどなし!ちょっと行ったところでベンチがあったのでビール片手に待つことにしました。ところが開始予定時刻から30分たってもなにも来ないので不安になっていると8時45分くらいにやっと来ました。1キロもないかなり短いルート。


お決まりの張り子の巨人たち。


そしてこちら。


9月に開催されるメルセ祭でも登場する火花をばらまく人々。前後には鼓笛隊。


グラシア地区は日本の江戸末期ごろまではバルセロナ市から恐らく一番近い「村」だったので、旧市街とグラシア地区の間にあるアイシャンプレ地区よりも歴史がある地域。そのため、通りは碁盤の目のようになっているものの道幅も狭く密集しています。狭い道で火花を散らすので観覧者は逃げ場がなくかなり怖いです。


写真だと怖さが伝わらないのでビデオでどうぞ!


張り子のモンスターが火を噴くバージョンも。観客が後ずさりして逃げるので、ビデオを撮りながらも前後に注意する必要があります。


パレードの最終地点の広場ではかがり火(ボーンファイヤー)が。


かなりメラメラ燃えています。ここも人が多かったのでさっと見て終えました。


この広場ではステージが設置され夜11時からコンサートということでしたが、1時間以上あるのでここで退散しました。


途中、道を閉鎖してBBQをしているところがあったり。


火がテーマの冬のお祭。メルセ祭やほかのお祭とかぶっていて再利用がかなりありますが、火花が散りまくるクレージー感は何回目でも楽しめます。


それにしても祭日やお祭が多いスペイン。去年の前半まではコロナでキャンセルが多かったのでほとんど楽しむことはできませんでしたが、通常に戻りつつあります。


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