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表参道にもお店のあるBubóで、諸聖人の日のカタルーニャの風物詩スイーツ、Panelletsを! 

最近、ここバルセロナのパン屋さんやケーキ屋さんのショーウィンドウに飾られている松の実で覆われた丸いゴルフボールくらいの大きさのお菓子。




パナジェッツ(panellets)と呼ばれ、11月1日祝われる諸聖人の日(Día de Todos los Santos)に食されるスイーツだとか。カタルーニャ地方のほかに、カタルーニャ語から派生した言語を話すバレンシアやバレアレス諸島でも食されるらしいですが、去年バレンシアで見た記憶がありません…。


諸聖人の日はその名の通りキリスト教の諸聖人を祝う日で、ケルト人のお祭りがルーツになっているとのこと。そのお祭りでは幽霊を追い払うために仮装したり、火を焚いたりするのですが、その一部の儀式が諸聖人の日の行事となったそうです。仮装などの部分がハロウィーンのお祭りとなり、スペインでは祖先の墓に墓参りに行ったりするとのこと。メキシコで祝われる死者の日も由来は同じ。世界の三つのお祝いの起源が同じというのも面白いですね。


話はパナジェッツ(panellets)に戻り、アーモンドとサツマイモで作ったマジパンを松の実で覆ったのが伝統的なパナジェッツ。お店によってはこれに加えて、アーモンド、ココナッツ、コーヒー、ピスタチオなどさまざまなフレーバーを出しているところもあります。


いくつかネットでおすすめの候補があったなかで、今回行ってみたのは旧市街ボルン地区にあるBubó(ブボ)。バルセロナ発祥で東京の表参道にもお店を出しています。ケーキやチョコ、マカロン、クロワッサンなどを売っていて、小さいカフェも付いています。バルセロナではほかにもデパートのEl Corte Ingresの地下にも小さい売り場があります。


旧市街の古い建物にあるモダンな店内。ヨーロッパの他の国でも連休のところが多いので、この日のボルン地区は観光客でごった返していましたが、お店は結構空いていました。こういうお店にくる観光客はやっぱり日本人などのアジア人が多いでしょうね。


ケーキもカラフルで美しいです。


ここのパナジェッツは、松の実、アーモンド、ココナッツ、コーヒーの4種類があったので全種買ってみました↓お値段はキロ単位で48€。6個で120グラム弱=6ユーロちょっとでした。コーヒー味はコーヒー豆の形。正直マジパンはあまり好きではないのですが、サツマイモが混ざっているためマイルドに仕上がり美味しかったです。アーモンドと松の実はオーブンで温めて食べてみたらより美味しくなりました。全体的に甘さ控えめなのも嬉しいです。スペインでは甘すぎて食べるのが怖いスイーツが沢山あるので…。

次回はここでケーキやチョコなどを試してみたいです。


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