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老舗のチョップハウスで、イギリス日曜恒例のサンデー・ロースト

イギリスのサンデー・ロースト日曜日の午後にローストした肉を食べるイギリスの伝統的な習慣です。なんでも昔、地主が農民を労って毎週日曜日に牛肉のローストを提供したことから始まったそう。お家で作って食べるだけでなく、レストランやパブでも日曜日に食べることができます。


バルセロナのアイリッシュ・パブでも提供しているところが何軒かあります。


マンチェスター滞在中に、立地も雰囲気も良く、美味しそうなMr Thomas's Chop Houseというお店を見つけたのでランチ時に行ってみました。


1867年創業の歴史のあるお店です。ちょうどこの頃は、ビクトリア女王が即位していたときで、階級社会が色濃く残りつつも、参政権が拡大し、産業革命によって経済が発展していたとき。産業革命で大発展を遂げたマンチェスターでは、このころ同様のチョップハウスがいろいろなところにあったとのこと。間口の狭いごてごてとした建物に入っていて、とっても雰囲気があります↓


かなり細長い店内。グリーンのタイルがアクセントで昔の内装を残しつつ、モダンにアレンジした感じでセンスのあるお店です。


日曜日はサンデーローストの日なので他の曜日とは微妙に違うメニューです。



28日熟成のヨークシャー牛のローストビーフにしました。グレービーが別についていますが、すでにビーフにかかっています。ローストビーフとヨークシャーブディング(巨大!)、付け合わせのポテトとブロッコリーやニンジンなどの野菜と極めてスタンダード。普通に美味しかったですが、日本人としてはローストビーフはもうちょっとレアのほうがいいかなという感じ。


やっぱり量が多く、夕食は軽くていいかな(と言いつつビーガン・インド料理に行ったのですが)。


ヨークシャープディングはうちでもパートナーが特にクリスマス時期に作ります。問題は、カップケーキの型の下に油をひいて生地を流し込み高熱のオーブンで焼くのですが、家庭用オーブンだと温度があまり高くならず、下のほうが油ひたひたのまま…高温だと油を全て吸い上げて外はサクサク、中はふわふわになり、下に油は残りません。


帰りは裏の出口から出ました。こちらも正面とはまた違って建物がカーブしていていい感じです。


イギリスの日曜日の伝統を本場で初めて経験できたので良かったです。


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