今年はちょうどバルセロナ・オリンピックから30年で、市内ではそれを記念して展覧会などが開催されていました。市内で見たバルセロナ・オリンピックのマスコットのコビー↓
バルセロナ・オリンピックの施設は現在も現役で一般向けに使われているものが多く、その一つがダイビング・プール。
モンジュイックの丘には、メイン・スタジアム、メイン・スイミング・プールなどのオリンピックで実際使われた施設の他にオリンピック博物館もあります。お城やミロ美術館、カタルーニャ美術館もあるので観光で行った人も多いのでは?
ダイビング・プールは、そのモンジュイックの丘のケーブルカー駅の斜め前にあります。オリンピックではすべてのダイビングの競技とウォーターポロの予選が行われたとのこと。とにかく、この景色!!
30年前の実際の映像をみるとアスリートの向こうに広がる景色に圧巻です。
びっくりしたのは、市営プールなのに入場料は7.05€(950円)。オリンピック・プールだからかと思ったら、どこもこんな値段で、なかにはこれより2倍する市営プールも… 公営のプールは日本だと300円くらいのイメージですが、ヨーロッパは全体的に市営でも高いよう。
市民割引はなく、だれでも入れます。パスを買うとかなり安くなるのですが、たまにしか利用しないのであれば、市民に恩恵はありません…
入場料が高いだけあってか、みんな「丸1日居座るぞ!」という人が多いです。
受付で支払いをすると、更衣室は階段の一番下。
入場料の次にびっくりしたのが、更衣室に行ってみると、ベンチと荷物をかけるフックのみ!ロッカーがない! あとはトイレと仕切りのないシャワー。いくら30年前とはいえ、とてもオリンピックを開催した施設とは思えません…東京もこれくらい手を抜いてたら良かったんじゃ?
なので荷物はプールサイドに持って行かなければならず… さすがにアメリカでも日本でもロッカーのないプールは見たことないです…
水深が3メートル以上は軽くあるので、みんなプールサイドの段が一段あるところにたまっていて、真ん中はガラガラ。
サンベットは別料金で、↓のような細長いフロートは無料。このフロート結構面白くって、子供も大人もこれで遊んでいました。
ダイビングは一般は利用不可のようでしたが、サマーキャンプの子供だけがダイブさせてもらっていました。
プールサイドからの眺め↓サグラダファミリアや海も見えます。
そしてここはなんとプール・バーが!プールを眺める観客席の一番上の出口のすぐ手前にプール利用者用の入り口があります。ビールが随分高く、サービスも遅いです。食べ物もまずいので景色以外はいいとこなし。でもここ年中開いていて、景色もバルセロナ1、2を争うぐらいの絶景バーなので景色を見ながら軽く一杯におススメです。一度冬に訪れています。
このダイビング・プール、2016年のiPhone7のコマーシャルにも使われています↓
さてこのプールではもう一つとってもびっくりしたことがあるのですが、長くなりそうなのでまた次回…
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