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素材を生かしたシンプルなタパス:バレンシア・カバニャル地区の老舗Casa Montaña

Casa Montañaは、バレンシアのカバニャル地区で恐らく一番有名なバル。ガイドブックなどにも載っているので特に夏場は観光客もけっこう訪れます。人気店のためオープンと同時に行くか、予約しておくのが無難でしょう。


正面入り口。ドアの丸い窓がキュート。


建物の脇には壁画が。1936年創業とのことなのでかなり古いです。


お店に入るとワインの樽とボトルがずらーっと並んでいます。こういう古めかしい雰囲気好きです。私たちの席はカウンターの奥の建物の裏側でした。


闘牛のポスターがかかっています。


裏側はこちら。巨大なワイン樽が2つ。こちらのほうが内装が新しいので、人気に伴って拡張したのでしょう。表はカウンター席が主ですが、こちらはテーブル席です。


まずはワイン。


ウェブサイトにメニューが載っているので大体の目星を付けて行きました。全体的に素材を生かした素朴な味付けです。しょっぱかったり味が濃かったり店が多いスペインなので、新鮮でした。


こちらはそら豆の煮込み(habas estofadas)


タラのコロッケ(croqueta de bacalao。日本だとソースを付けて食べますが、スペインでは味付けをしょっぱくしてソースなしで食べるのが主流のよう。


パタタス・ブラバスPatatas bravas de secano de los Montes Universales)。ホイップしたアリオリソースとパプリカベースのソース。ポテトは素揚げされていますが、あまり脂っこくなくシンプルで美味しかったです。恐らくジャガイモ丸々六個分ですが、これはハーフサイズなので、普通サイズを頼むと結構量が多いと思います。アリオリのホイップは、普通のアリオリよりも脂っこさがなく断然美味しいです。


マグロのスライスを七つのスパイスとオリーブオイルでマリネした一品(Atún rojo del Mediterráneo marinado a las 7 especias)。日本のマグロのお刺身のほうが個人的には好きですが、普通に美味しかったです。最近スペインで「マグロのタタキ」がいろいろなレストランでありますが、こちらは伝統料理のようです。


スペイン・カンタブリア州産のアンチョビ(anchoas de campaña del Cantábrico)。正直アンチョビを食べ比べしたことがないのと、結構どれもかなりしょっぱいので美味しいのか普通なのか判断が良く分かりませんでした…。


ポロネギのオリーブオイル&バルサミコかけ(Puerro templado a la vinagreta de tartufo)。ホワイトアスパラのように柔らかく、口の中でとろける感触でとっても美味しかったです。どうしたらこんなに柔らかく調理できるのか知りたい!

このほかにも肉料理などもあり、全体的にあまり脂っこくなくシンプルなので日本人の口に合うと思います。雰囲気も良く、バレンシアの郷土料理が中心なので観光客にも是非おすすめです。


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