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日本ではありえない、バルセロナの市営プールで許されていること

更新日:2022年9月9日

スペインでは、ビーチでトップレスの女性をそこらじゅうに見かけます。なんでも2019年の調査によると50才以下の女性でトップレスになったことがあると答えた女性は、48%も。これはヨーロッパでNo.1だそうです。


ちなみにお隣フランスは意外と少なく19%。スペイン以外はどこのヨーロッパ諸国もその割合は結構下がっていて、フランスでは3年前の2016年に比べて7%も下がっているのだとか。


ビーチにトップレスの女性がちらほらいるのはここスペインでは当たり前なのですが、プールは当然トップが必要と思っていた私。


バルセロナの市営のプールに行ったときに、脱いでいる人がいて、「えっ?いいの?」。その女性はサンスクリーンを塗っていたので、塗るときだけかなと思ったら、その後もずっとそのまま。しばらくして、トップレスの女性が、プールからダイブ。最終的には5-6人くらいトップレスの女性が。


これだけの女性がトップレスだったらルール上OKに違いないと思ったのですが、調べてみると…


バルセロナ市の市営プールでは、2019年まで各プールが女性のトップレスについて個々の規則を設けていて、トップレスはインドアのみなどエリアが限定されていたプールが多かったそうです。ところが、2019年にバルセロナ市議会は、「水着着用に関して、女性だけに適用されるルールを設けることは、女性の自由を奪い、女性差別に値する。」として、全ての市営プールにてトップレスを許可するように通達しました。そういうわけで、現在はバルセロナ市が運営するすべてのプールでトップレスOKとなっています。


日本やアメリカなどだと、トップレスを見て興奮してしまう男性が出て、逆に女性を性の対象として見てしまうのではないかとかいう声などが出てくると思うのですが、あんまりそういう考えはないのでしょうか。


男女ともトップは必要となれば差別は起こらないので、それはそれで成り立つのだと思いますが…まあ、そっちの方向には行かないでしょう。


そして更にびっくりしたのは、バルセロナ・オリンピックの全水泳競技が開催されたプールではヌーディスト・アワーがあります。夏はヌーディストビーチがありますが、冬は寒いのでインドアプールでヌードになる機会を与えようということらしく、ヌーディスト(ナチュラリスト)には夏季以外に特別にアワーが設けられています。


日本人にしたら考えられないですが、バルセロナはスペインでも特にプログレッシブな街。バルセロナ市内の結構人が多い辺りにもヌーディスト・ビーチがあり、ヌーディストエリアでない旧市街からすぐの激混みのバルセロネッタ地区でも、素っ裸の年配の人を何人か見たことがあります。ヌーディストエリアでないところでヌードになられるのはどうかなと思うのですが、見ない権利ないのでしょうか?


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