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大盛況、9カ月遅れのバルセロナの光とアートの祭典:Llum BCN 2021

夜間に開催される光とアートのお祭、Llum BCN


今年の2月に開催の予定でしたが、コロナで延期となっていました。今年で10回目を迎え、中心地からちょっと北に行ったPoblenou地区の15か所ほどの場所で週末に開催されました。


予約がなくても入れるとのことでしたが、とりあえず2つほど予約して行きました。


作品の多くはGloriesというショッピングモールやデザイン博物館があるエリアにかたまっています。そのエリアに到着すると、人、人、人。フランス系スーパー、カルフールの大型店があるので週一くらいで訪れるエリアですが、今まで見たことのない数の人!ショッピングモールはミラーボールが回り、ステージでは代わる代わる一般人がダンスを披露していました。このダンスのシルエットが光で壁に映し出されるという今回の祭典の作品の一つ。


とりあえず最初に予約したところに行くと100メートルくらいの大行列。見た感じ軽く1時間待ちくらいでしょうか?恐らく予約のない人達だなと思い入り口まで行くと、大行列はやはり予約なしの人々。予約ある人の列は誰も待っていない状態。スマホでチケットを見せるとすぐ入れてくれました。


公園内に6-7作品ほどありました。公園内の灯を消してあるので作品の明かりだけ。結構真っ暗です。


主にアートや建築などの学生などの作品です。

人が真下を通るとセンサーで感知してライトが付く仕掛けになっている作品や…


アート作品に光を当てているだけのようなものまで。


シンプルなものも。これを見てバッグス・バニーなどで知られるルーニー・テューンズを連想するのは私だけでしょうか?


なんだかよくわからないものもありました。


そして、次はカン・フラミス美術館の中庭にある作品。こちらはチケット保持者の列に20人ほど並んでいました。音楽と光のショーといった感じのものです。Lolo & Sosakuという二人組のプロのアーティストでLoloはアルゼンチン人、Sosakuは日本人。二人でバルセロナで活動しているそうです。


ステンレスのパネルが並んでいて、これがくるくるいろいろな速度でまわり、5-6か所から光をあてます。写真では分からないのでビデオで。列に並んで待っているときにだいたい見えてしまったのが残念。最初は面白かったのですが、繰り返しでちょっと長すぎたかなという印象。10分くらいでしょうか?


一番の見どころはどこからでも見えるTorre Glòriesというバルセロナ版モード学園コクーンタワーのライトアップ。


デザイン博物館の壁に映し出されたイメージとマッチしてキレイです。


作品のクオリティーはまちまち。プロのほうがそれなりのクオリティかと思いますが、プログラムの説明を読んでもほとんどイメージが沸かないので、運に左右されると思います。自分の好きなアートをみつけるのであれば、理想は二日間くらいに分けて全て予約していくこと。予約していかなかったところは列が長すぎて並ぶ気になりませんでした。通常は2月開催なので寒ければ尚更。


次回は例年通り3か月後の2022年2月に開催されるということです。


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