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世界遺産:こじんまりしたラトビア・リガの旧市街

更新日:2022年11月6日

ラトビアのリガ、1997年に市中心がリガ歴史地区として世界遺産に登録され、「バルト海の真珠」というニックネームがついています。


世界遺産に登録されている旧市街は思ったより狭いエリアで、見どころも第二次世界大戦の戦禍にあい比較的最近に再建されたものもちらほら。これで世界遺産?と思ったのですが、前回書いた新市街にあるアールヌーボ―建築や19世紀から20世紀にかけて建てられた木造建築も世界遺産の一部だそうでやっと納得。


旧市街はコンパクトに回れるのが利点。残りの時間を新市街や中央市場に費やして、バルト三国で一番大きい都市の利点であるナイトライフを楽しむのがいいのかな。


新市街から旧市街に向かって歩いて行くとその境に広い公園があります。10月中旬ですっかり冷え込み、紅葉ももう終わりという感じでした。


公園を越えて旧市街に入ると色鮮やか。


市庁舎前広場。ドイツ商人の集まりに使われたブラックヘッドハウスと呼ばれるピンクの建物。とってもきらびやかでまるで新築と思ったら、第二次大戦で損傷し、その後ソ連によって取り壊させたそうで、現存のものは1999年に完成したものだそうです。どうりで新しいと思った…市庁舎も2003年に再建されたそう。辺りの建物も比較的新しそうでした。


1945年当時の市庁舎前広場とその周辺の写真があり、結構破壊されています。ソ連下での再建は難しかったんでしょうね。戦後は他の建物が建っていたのかもしれません。


戦禍を逃れた建物も。15~17世紀に建てられた「三兄弟の家」と呼ばれる建物群。


小さめの旧市街ですが趣のあるエリアもあります。


ダウガブァ川の反対側から見た旧市街。教会とリガ城の塔が印象的です。


正直ポーランドなどの東欧諸国の中規模都市の旧市街のほうがキレイという印象。旧市街はちょっとがっかりでも、アールヌーボ―建築、木造建築、中央市場だけでも訪れる価値は十分です。同じく世界遺産のリトアニアのビリニュスやエストニアのタリンの旧市街に期待です。


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