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レトロな精米所を改装:スペイン米どころのお米の博物館、Museo del Arroz

更新日:2021年11月23日

バレンシアといえば、パエリア発祥の地として知られ、スペインの米どころ。そんなバレンシアだからこそあるお米博物館、Museo del Arroz。20世紀初めにお米の精米所として建てられ、100年ほど精米所として使われていましたが、その役目を終え、バレンシア市が2003年にお米の博物館をオープンしました。


正面玄関は普通の建物のように見えるのですが、裏にまわってみると、工場や倉庫のように見えます。嬉しいことに入場料は無料です。



入るとすぐに目に入るのが、精米の機械。お米は1階から4階まで運ばれて、いろいろ段階を経て精米されます。まずは、1階で映画からスタート(英語あり)。私たちがその日初めてのビジターらしく、ビデオが終わって、機械のスイッチをオン。1階から4階まで、がったん、ごっとんと始動しました。残念ながら、お米自体は流れないので、実際の精米を見ることはできません。


最上階からそれぞれの階を回り、説明を読みながら機械がどう動いているか確認してみましたが、どの工程も説明が似ていて、イマイチ過程がよくわからず。それでも、日本で精米機も見たことないので、がたごと、がたごとと機械が動いている様子は臨場感があり、それなりに楽しめました。


この精米工程は、現代でもそれほど大きくは変わってないとのことでした。精米と聞くともっと現代的な機械を想像しますが、実際に2000年ごろまで使われていたので、確かに技術自体はあまり変わっていないのでしょう。機械も道具もレトロなデザインでとってもフォトジェニックです。麻の袋がいいですね。

日本でもあまり聞いたことのないお米の博物館、それこそ海外ではレア。30-40分くらいで見学ができ、ビーチからも近いCabañalにあるので、是非ビーチのついでなどに!


Museo del Arroz

Carrer del Rosari, 3

46011 València


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