この間バルセロナの旧市街の小道を歩いているとお店の前に人々が並んでいました。何のお店かなと思って見てみるとどうやらチュロス店。観光の拠点、ランブラス通りから一本入った目立たない道なのですが、並んでいる人々はスペイン人の様子。
そして、また近くを通ったので寄ってみました。
Granja La Pallaresaという1947年創業の歴史あるお店。
日本の喫茶店のようにショーウィンドウにサンプルが飾られています。
小振りのチュロスも窓辺に飾られています。
メニューは主にコーヒーやホットチョコレート、チュロスやプリンなどのちょっとしたスイーツ。
店員はみんな白シャツに蝶ネクタイでクラッシックです。月曜日の午後8時前でかなり地元民で賑わっていました。
ほとんどの人は、ホットチョコレート(chocolate español)とチュロスを頼んでいました。チュロスをホットチョコレート(ホイップクリームがたっぷり載ったのもあり)にディップして食べるのが主流。ホットチョコレートはディップ用なのでかなり濃厚です。
チュロスは1人1皿の人もいれば、2人で1皿をシェアしている人も。ホットチョコレートは€2.85、チュロスは€1.85でした。ホットチョコレートはチュロス二皿につき一つがちょうど。
チュロスはアツアツで美味しかったです。ホットチョコレートは濃厚ですが甘さは意外と控えめ。チュロスには砂糖がまぶしてあるので丁度いいバランス。コーヒーは薄めでしたが、スペインで主流の苦みが強いコーヒーではありませんでした。ほんとスペインのコーヒーって苦いだけで美味しくないところが多いです!
今まで食べた中で一番小振りのチュロス。このギザギザのチュロスは日本でもお馴染みの形ですね。
個人的には、スペイン南部アンダルシア地方によくある太くてギザギザしていないチュロス↓の方が食感が好きです。こちらの写真は、アンダルシアのEstaponaにあるチュロス屋さん。
観光のついでにちょっと一息したい、でも地元民の行くようなところに行きたいというときにおすすめです。昭和の雰囲気を楽しめノスタルジックな気分にさせてくれる、これからもずっと続いてほしいお店です。
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