海外に住んでいて日本人だとこの季節、やっぱり桜が恋しくなりますね。
アメリカの大学時代は大学のキャンパスにソメイヨシノが植えられている広場があり、楽しむことができました。
さてバルセロナはというと、「日本に行かなくてもお花見(hanami)ができるところがある。しかも在バルセロナ日本総領事も開花時期に訪ねたことがある。」というようなことを地元紙で読んだので、その場所へ週末に行ってみることに。
そこは、Sant Climent de Llobregatというバルセロナ郊外の町にあります。なんでもさくらんぼの生産で有名で、収穫時期にはさくらんぼ祭りが開催されるということ。
市役所のウェブサイトに行くと、桜を楽しむトレイルの地図があるのでそのルートを歩いてみました。全長8キロで、上り下りがあるものの簡単なルートということでした。
3月終わりの2回の週末に市主催でのガイド付きの花見ハイキングがあるとのことだったので、そのころ満開だろうなと思っていました。ただ、旅行行っていたり、天気が悪かったりと4月初めになってしまい、まだ散っていないといいなと願ってレッツゴー!
バルセロナの中心から近郊電車で20分くらい行ってから、バスに乗って10分強。山に囲まれた町で、とてもバルセロナがすぐ近くにあるとは思えないところです。
トレイルの入り口にサインが立っていました。イノシシがでるらしいです。そういえば近くの山でラテン系のディーバ、シャキーラが1年ぐらい前にイノシシに追われたとか。というか、シャキーラがバルセロナに住んでいるのにびっくりですが…
前半はとにかく急な上り。ちょっと歩くと桜の木が出現。かなり小さいです。しかも鈴なりとはいかず、やっぱりソメイヨシノとは規模が違う… 花の色もソメイヨシノより白っぽいです。ちらほらと山の斜面に桜の木の畑。収穫は結構大変そうです。
途中三分の一強行ったところで十字架のモニュメントがありました。ここでランチ休憩。
こんな調子だったらちょっとがっかりだなと思っていましたが急に…
海!
トレイルは山を越え反対側に。するとバルセロナ市内が一望!
サグラダファミリアやモンジュイックの丘など多くのランドマークが肉眼で見えます。桜越しのバルセロナ↓
日当たりが良いせいか、こちらのほうがたくさん桜の花が咲いていました。
桜の木の段々畑はお見事。
これだけ見ると↓ほんと日本の桜ですね。この写真をみるだけでしばらく癒されそうです。
それからこんな標識が!
気を付けろって言ったって… 余計な恐怖を与えるのでこういうのは辞めて欲しい…
8キロほどのトレイルということだったのでノンストップで2時間くらいかなと思っていたのですが、お昼食べたり立ち止まったりして丸々2時間でした。実際は6キロほどでは?最初半分は結構急な坂でちょっときついですが、後半は下り坂で楽々。普通の体力なら特に問題ないルート。
地元民らしき人たちが犬を連れたりして時折散歩している程度で、人もほとんどいなく、のんびりとしたハイキングを楽しめました。後半のバルセロナ市街地の絶景と桜の花のコンビネーションが見どころです。
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