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バルセロナではアジア人の子供たちはサンタに手紙を送れない?

更新日:2023年1月26日

バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。


ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。


王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓


なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」

パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。


後日家から試してみるとモハメドは遅れたので北アフリカ移民が多いからということで含まれているのでしょうか?


多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧米+αの名前以外は全てブロックしているのだと思います。ただバルセロナって中華系やインド系も多いし、結構色々な国の人が住んでいます。それなのに、欧米系+α以外の子供はサンタに手紙を送れないって…。こういう自治体の結果的に差別と捉えられる言動はスペインで何度か目のあたりにしています。


イギリスやアメリカでは絶対あり得ないので、私もパートナーもびっくり!どこかの民間会社に発注してやっているのでしょうけど、市が税金からお金を出して市のイベントとしてやっているもの、他にやり方はあると思うし、もうちょっとセンシティブになって欲しい…


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