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バルセロナからすぐ、Alellaの収穫祭で地元D.O. Alellaワインを

カタルーニャ州には全部で12のワイン生産地がありますが、その中でも一番バルセロナから近い、D.O. Alella。このD.O. Alellaの中心の町、Alellaで今週末に収穫祭(Festa de la Verema)があったので行ってきました。


カタルーニャ州の地図で黄色①で示されているエリアです↓エリアが小さいせいか、あまり大きなワイナリーはなく、バルセロナ市内でもそれほどボトルを見かけません。


今回も近郊電車の無料パスを利用しました。最寄りの海岸沿いの駅から内陸に向かって30分ほど歩くと到着♪高級住宅地の雰囲気が漂っています。


お目当てのワインフェアは夜8時からで6時に着いてしまったので、まずは町の中心を散策。250年前に建てられた農家の建物があったり、とにかくキュートな町。中心はとっても小さいのにメジャー銀行3行、スーパー4件、おしゃれなバルやレストランなど意外と充実しています。もうちょっと山の方に行くと多分海が一望できるのでお金持ちがたくさん住んでいるのでしょうね。


町中のあたりにもワイナリーや葡萄畑がありました。


そしてグーグルマップで見つけたCompanyia d'Alella Celler i Tavernaというワインショップ・バーへ。歴史のありそうな倉庫にあります↓


半分がワインショップになっていて、国産ワインがずらり。一番奥には地元D.O.Alellaワインのセクションも。ワイン樽もずらーっとあり、プラスチックボトルに詰めて売っていました。


そして、バーのほうは、ワイン樽のテーブルが並び、天井も高く、いい雰囲気♪


メニューを見ると地元ワインが揃っていたのでさっそくワインを。


IVORIというラベルPansa Blancaにしてみました。まあまあ好み。


Pansa Blancaというブドウの種は聞いたことなかったのですが、主にカタルーニャ州で育てられているXarel-lo(チャレッロ)の一種だそう。なんでもDO Alellaでのみ使われている白ブドウで、Alellaではネイティブ種だそう 。リンゴや洋なしなどの白っぽい果実の複雑なアロマと柑橘系の苦みと酸味が効いていてドライ。


そしておつまみに地元産白ソーセージのブティファラと付け合わせのトマトがペーストされたPan con Tomate。ハム、チーズ、ソーセージ、魚の缶詰などが中心で、普通のタパス類はありません。ソーセージも冷たかったのがちょっと残念。


開場時間に20分前くらいに前に市庁舎前広場に行くと、ワインフェアのチケットを売り始めていたので、まずはグラスとワイン・チケットを購入。グラスとグラス・ホルダーが2€、ワインは普通のワインがチケット1枚(2€)、プレミアムワインがチケット2枚(4€)でした。首からさげられるグラス・ホルダーもらったのは初めてですが、歩き回るならとっても便利。


まずは、Alta AlellaというワイナリーのAus Pét-Natというナチュラル・スパークリングワイン。サルファイト(亜硫酸塩)を使わず作ったワインで、普通のカバやシャンパンより泡がきめ細かく繊細でプロセコに近い感じでしょうか。コルクではなく、瓶ビールの王冠なのがユニーク。


キンキンに冷やしてあってドライで私好み。ナチュラルワインは最近のトレンドですが、バルセロナのナチュラルワインバーで何度か飲んだら、気の抜けた感じであんまり好きじゃなかった…。でも、これは言われないとナチュラルと分からない!当たりでした。


そして次はTestuanというワイナリーの3 de Testuan。かなり小さいワイナリーみたいです。Pansa blanca (80%)とWhite grenache (20%)で、こちらもまあまあ。


ワインフェアにある食べ物は、みんな少量でびっくりするお値段でしたが、お隣の市場でお肉屋さんやお魚屋さんが収穫祭用におつまみを提供していてそちらはかなりお得でした。サーモンとアボカドのマリネやマグロのマリネなどあり、醤油を持って来れば…と後悔…


帰るころにはこの賑わい。特に、教会がある市庁舎前広場がライトでいい雰囲気♪


小さめのワインフェアでしたが、なかなかバルセロナで見かけない(注意していないだけ?)ワインを試せる良い機会でした。そして、こんな機会でもないと絶対来ないような町ですが、とっても洗練されていてキュートな町でした♡


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