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キャンディーが空中に舞うグラシア地区のSant Medir祭

更新日:2022年3月6日

カーニバルも終わり、キリスト教の世界では「節制」がはじまったはずなのですが、3月3日はバルセロナのグラシア地区とSarrià-Sant Gervasi地区Sant Medir祭が開催されました。平日なのに朝からイベントが行われていたようです。


4世紀の聖人、Sant Medirをお祝いするこのお祭りは19世紀後半から開催されているとのこと。この日は朝から通行止めが行われ、馬を運んでいるトラックがたくさん来ていました。


このお祭りのメインは夜のパレードで、観衆に向けてキャンディーを投げるのが恒例。


ルート沿いの舗装は事前に消毒が撒かれたようで、ベトベト。子供が道に落ちたキャンディーを拾い集めるからだと思うのですが、その後に馬が歩いて糞をところどころに残していたのであんまり意味がないような…


パレードは騎馬隊から始まりました。


いくつもの団体が参加し、それぞれが音楽隊、騎馬隊、トラックを引き連れてパレードします。まずは音楽隊。主にドラムのカジュアルな音楽隊もあれば、びしっとしたユニフォームでフォーマルな音楽隊もあり様々。


音楽隊の次は馬車や騎馬隊。キャンディーを手渡したり、投げたり。



一番たくさんキャンディーを投げるのはトラック。大人げない大人がいて投げている人に毎回キャンディーをねだっていました。たまに頭や顔にキャンディーが当たって痛いです!


こどもたちは袋や傘を持ってキャンディーを。やっぱりみんな道路に落ちたのを拾っています。馬がおしっ○していたところに落ちたキャンディーを拾っている大人や子供も…


道路の真ん中に落ちたキャンディーはその後、馬や馬車、トラックに轢かれて無残な姿…プラスチックとベトベトのキャンディー、この無駄はどうにかして欲しいです!翌日同じ通りを歩いたら、未だに木などにキャンディーが引っかかっていました。


袋を広げていただけでこれだけ↓キャンディーが集まりました!あまり食べないので消費するのにしばらくかかりそうです。キャンディー以外もグミなどあるのですが数が極端に少ないのでゲットするのは難しいです。


バルセロナのお祭りは結構同じ出し物がかぶるものが多いのですが、今回はキャンディーが飛びまくりという今まで見たことがなかったのでちょっと新鮮でした。大人も子供も十分楽しめますが、コロナ禍ということもあり衛生面は大丈夫かしら?とちょっとだけ心配になりました。


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