ゆっくり時が流れるリトアニア・カウナスの旧市街

そもそもリトアニアのカウナスに行こうと思ったのは、戦争の被害を受けなかったと言われるその旧市街に行きたかったから。首都のヴィリニュスやリトアニアのリガの旧市街は世界遺産には登録されていますが、戦争で大きな被害を受けています。

カウナスの旧市街の難が、バスターミナルや鉄道駅から徒歩40分以上とかなり遠い！ホテルは旧市街を予約したので行きは新市街を散策しながら、帰りは朝が早くバスが少なかったのでまた歩きました。

駅からまずは落ち着いた新市街の公園を歩き…

杉原千畝ゆかりの場所やモダニスト建築を見物しながら、新市街の真ん中へ。見事なビザンチン様式の教会から始まる真っ直ぐなメイン・ストリートは歩行者専用道路でその長さは1.7キロ。歩行者専用としては欧州一長い道路だそうです。どうりで終わりが見えないはず…

旧市街に入るとカラフルでとってもキレイ。道の舗装を終えたばかりでバルト三国でほぼそうだったガタガタの石畳でなく歩行者フレンドリー。

旧市街の中心は市庁舎広場。真っ白の市庁舎が印象的です。

市庁舎のすぐ裏にある教会付属の神学校をホテルに改築した建物でここに泊まりました。シンプルでしたが、新しくて掃除もピカピカで気持ちよかったです。部屋は美しい中庭に面していてうっとり。

その奥は旧市街の一番奥にあるカウナス城とその周辺の公園。2つの川が合流するところに旧市街があるので、この先は川で行き止まり。多くの地元民が散策をしていてのんびり時が流れています。

ハンザ同盟に加入していた頃の中世建物もちらほら。ドイツっぽいです。

旧市街から川を渡ったすぐ丘の上に展望台があるのでケーブル・カーで登ってきました。1930年代のレトロなケーブルカー。

上に到着したら、カウナスで開催中のYoko Onoの展覧会の宣伝が。Yoko Onoってアーティストって言っても作品見たことないし、今も展覧会とかやっているなんて思いませんでした…　

その先は展望台で旧市街が見渡せます。天気もよく夕方で綺麗でした。

そこまで大きい旧市街ではないですが、他にも色々見どころがあるカウナス。残念ながら行きたかった悪魔について展示したデビル博物館は改装のため休館でしたが、記憶に残る街でした。

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