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エストニア・タリンで日本庭園などがあるカドリオグル公園へ

タリンで旧市街の外でなにか見どころをと思い、観光局でもらったマップを見てみると、新市街のちょっと外れにカドリオルグ公園という大きな公園があり、そこそこ見どころがある上、日本庭園もあるので行ってみることに。


新市街はいろいろな側面を持っています。古い倉庫や建物を改装してショッピングセンターにしたり。


と思ったら、ソ連時代に建てられたとみられる、暗い建物群がズラーっと並んでいたり。


それを過ぎると、今度はバルト三国でお馴染みの古くてキュートな木造建築群が現れたり。


旧市街と新市街の境ぐらいから40分ほど歩いてカドリオルグ公園に到着♪すっかり冬模様なのでちょっと寂し気ですが、ちらほら地元民が散策しています。


公園内には、ロシアの大帝、ピョートル一世が妻、エカテリーナ妃のために夏の離宮として建設したカドリオルグ宮殿があります。バロック様式のとっても美しい宮殿で、現在は美術館になっています。そもそもこのカドリオルグ公園は、もともとカドリオルグ宮殿の庭園なのだそう。そしてカドリオルグとはエストニア語で「エカテリーナの谷」という意味で、エカテリーナ妃にちなんだ名前が付けられているのだとか。


すぐ裏にはエストニア大統領公邸。柵も何もなく、ドアにガードが1人立っているだけです。大統領が国民に近いのは小国ならでは。


カドリオルグ宮殿を建設中にピョートル一世が宿泊した家も近くにあります。ロシアの大帝が泊まったにしては驚くほど質素です。博物館になっていますが、閉まっていました。


もうちょっと奥に行くと日本庭園がありました。


庭園入り口にやたらたくさんの注意書きが…


紅葉もちょうど終わりごろでキレイでした。良く手入れもされていて、落ち着いた庭園です。近隣の建物がかなり洋風なので日本とちょっと違う雰囲気ですが、庭園内は日本と言われても分かりません。茶室などの建物はありませんが、やっぱり日本人にとって日本庭園は落ち着きますね。


久しぶりに見た苔。気候的に苔が自然に生えているのか、生やしているのか分かりませんが、日本らしい風情が出ています。


曽根造園という京都の会社が設計・施行したようです。どうりでよくできているはず。


こんな住人もいました。


公園の向こうはすぐバルト海なので行ってみました。波もほとんどなく静かでのんびりしています。フェリーターミナルも見えますが、夏だったらここで海水浴できるのかな?


世界遺産の旧市街もいいですが、ちょっと喧騒から離れ公園や海でのんびりするのもいいです。


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Desert Nature
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