とにかく食肉の品揃えがスゴイ、スペイン・アリカンテの中央市場!
- Sayaka
- 2021年6月13日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年7月1日
バレンシア州には北のカスティリョン県、中央のバレンシア県、南のアリカンテ県の3つの県があります。スペイン一の市場はその規模といい、雰囲気といい、セレクションといい、バレンシアの中央市場だと思います!そして、カスティリョン県の県都であるカステリョ・デ・ラ・プラナの市場は鮮魚が充実していて、すごい賑わいでとっても気にいりました。そして今回はアリカンテ県の県都であるアリカンテ。結構大きい中央市場のようだったので期待を膨らませて行きました!海からは7-800メートルくらい内陸にあります。
アリカンテ中央市場の正面。急な階段があるせいかこちらの入り口を使う人はなぜかほとんどいません。1922年に完成したバレンシアン・アールヌーボ―(スペイン語では、modernismo valenciano)と言われる建築で、当時ヨーロッパで流行っていたアールヌーボ―建築に影響され、農作物の輸出が増え経済的に発展していたころにバレンシア州で広まった建築だそうです。バレンシア市の中央市場や北駅もこのバレンシアン・アールヌーボ―建築です。といっても何が「バレンシアン」の特徴なのか正直よく分かりません…。

植物のモチーフやモザイクがちりばめられています。随分きれいなので最近修復したのでしょうか。

裏側は正面と比べると随分シンプルです。

裏側の目の前に広場があり、カフェや花屋さんが並んでいて賑わっています。

この市場は、地下と地上の2階建てになっています。まずは裏口の正面にあるエスカレーターで地下に行ってみました。地下は主に鮮魚と野菜や果物。土曜日だったので賑わっていました。ちょっと天井が低めなので閉塞感があります。

大きな魚を丸々一匹さばいていました。メカジキでしょうか?頭が置かれています。

海はすぐなので新鮮そうなものばかり。

八百屋さんは奥の方にかたまってあります。

ちらほらバルも。

一階に上がってきました。一階にも良さげなバル。

「一階は肉類だろうけど他は何だろう」とは思っていたら、なんとほぼ全部肉屋さん!奥行きが大体分かると思いますが結構な広さです。

こんなに肉屋さんが並んでいるのは初めて見ました。20ー30店舗なんていうものではないです。50くらいあるいはもっとでしょうか?海が近いから魚のほうが多いかと思っていたのですが、とにかく肉、肉、肉。こんなにたくさんあるとどのお店で買ったらいいのか迷いそう。

ちょっと高級感の漂うお肉屋さんから価格や量が勝負のラテン系のお肉屋さん、生ハム屋さんなどなど。

スペイン・ガリシア州産肉の専門店もあります。肉好きにはたまらなそう。

と意外にも肉がとっても豊富だったアリカンテの中央市場。建築を楽しむのもよし、とにかくふらふらするだけで楽しいです。
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