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バルセロナで世界遺産のガウディ作グエル邸をお得に見学する方法!

バルセロナ観光と言えば、ガウディによる建築は外せませんが、いくつも行くと拝観料が莫大!家族で行ったらそれこそホテル代より高いなんていうことも。


住民割引やそのほかの割引、子供が無料のところもありますが、一番標準の大人のチケットは(2021年8月8日現在):

  • サグラダファミリア 26€

  • グエル邸 12€

  • カサ・ミラ 24€

  • カサ・バトリョ 35€

  • カサ・ビセンス 16€

  • グエル公園 10€

これら全部行ったら大人1人123€… 価値は人それぞれですが、個人的にはそれほど大きくない一つのビルに35€の価値があるのか疑問…。しかもどこも入り口には長蛇の列。まだコロナ禍でヨーロッパからの観光客しかほとんど見かけませんが、それでもかなりの人が並んでいます。


この中でランブラス通りからすぐのところにあるグエル邸(Palau Güell)は、コロナ禍特別で拝観料は5€(どこにも書いていないのでいつまでなのか不明)。普段は12€なのでこれだけでもお得なのですが、この建物はバルセロナ県政府所有の公営なので「無料の日」があります。その一つが毎月第一日曜日。直近の月曜日からウェブサイトで無料チケットの予約ができますが、8月のチケットは前日でもまだそこそこ残っていました。そして、当日予約時間に行ったときは「チケット残りなし」と表示が。世界中から観光客が戻ってきたら早く予約するに越したことないでしょう。

わざわざ第一日曜日に滞在を合わせるのは難しいですが、スペインでは日曜無料という町も多く、ここバレンシアも毎週日曜日無料の観光スポットがいくつかあります。日曜に滞在するのであれば、是非事前に公式ウェブサイトで調べてみてください♪


夕方の時間を予約しましたが、入場制限をしているので、混雑もなし!待ち時間も予約時間きっかりまでの数分ほどでした。1890年に完成したこの建物は、ガウディのパトロンであるグエル家の邸宅で、ガウディの初期の建築。内装も外装もグレーの石造りで全体的に暗い雰囲気ながら、やっぱりガウディならではのディテールがあちこちに。


地下の厩を見学したのち、正面玄関前の階段を登って行きます。ゴシック様式の影響も見られ、階段などは中世のお城のような雰囲気が漂います。


ステンドグラスや花などがあしらわれたオーナメントがふんだんにあり、ついつい見入ってしまいます。グエル一家が住んでいた時の映像や写真がところどころに展示してあり、当時の生活の様子が伺えます。昔の写真を見ると家具やアートなどのデコレーションによってエキゾチック感が満載!相当新しもの好きの家族だったのでしょうね。



2階中央部には、パイプオルガンが装備された吹き抜けの教会のようなスペースがあり、まるでモスクのようなドームが印象的です。宗教的なことも行われていたようですが、このスペースはリビング・ルームなのだそうです。


一番ガウディらしいのが屋上のオーナメント。カラフルなタイルの破片をつぎはぎしてあり、とってもキュート✨。タイルのつぎはぎはtrencadísと呼ばれ、壊れたタイルや陶器を再利用する昔のリサイクル方法。1階のお土産屋さんでこれらオーナメントのミニチュアが売られていて、欲しいなと思ったのですが、荷物を増やしたくないので諦めました…



屋根裏には企画展示もあり、個人の邸宅と言えども、結構見ごたえがありました。観光地のど真ん中というロケーションもありおすすめのガウディスポットです。


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